補給物資、万葉集試訳

■補給物資

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万葉集試訳

3304 反歌 【承前,五七五七。反歌。】
 不聞而 默然有益乎 何如文 公之正香乎 人之告鶴
 聞(き)かずして 默(もだ)もあら益(まし)を 何(なに)しかも 君(きみ)が直香(ただか)を 人告(ひとのつ)げつる
 早知如此者 不若嘿默不聞哉 嗚呼總奈何 夫君行狀直香者 竟依人告而知矣
佚名 3304

 右二首。

「聞(き)かずして 默(もだ)もあら益(まし)を」,早知如此,就應默默不語,而非詢問里人。(因而得知良人或有新歡之事。)
「何(なに)しかも」,逆恨帶來悲痛消息之里人。
「君(きみ)が直香(ただか)を」,「直香」為或人特有之氣味,或引申指陳本人。

問答歌
3305 問答 【十八第一。】
 物不念 道行去毛 青山乎 振放見者 茵花 香未通女 櫻花 盛未通女 汝乎曾母 吾丹依云 吾叫毛曾 汝丹依云 荒山毛 人師依者 余所留跡序云 汝心勤
 物思(ものおもは)はず 道行行(みちゆくゆ)くも 青山(あをやま)を 振放見(ふりさけみ)れば 茵花(つつじばな) 匂(にほ)え娘子(をとめ) 櫻花(さくらばな) 榮(さか)え娘子(をとめ) 汝(なれ)をそも 我(われ)に寄(よ)すと云(い)ふ 我(われ)をもそ 汝(なれ)に寄(よ)すと云(い)ふ 荒山(あらやま)も 人(ひと)し寄(よ)すれば 寄(よ)そるとぞ云(い)ふ 汝(な)が心努(こころゆめ)
 徒然無所念 出戶步踏道行而 蒼鬱青山矣 不覺昂首望見者 躑躅之所如 明媚妖嬈娘子矣 櫻花之所如 青春年盛娘子矣 或人言如此 述汝寄情在我身 或人稱如是 云我鍾情慕汝命 縱令荒山者 若遭他人勤獻媚 或有動搖迷惘時 汝命慎莫輒動情
佚名 3305

「物思(ものおもは)はず」,漫然無目的地。
「道行行(みちゆくゆ)くも」,「行行(ゆくゆ)くも」與「行(ゆ)きつつ」同。
「茵花(つつじばな)」,「匂(にほ)え娘子(をとめ)」之比喻。「匂(にほ)え」為紅顏光耀之狀。
「櫻花(さくらばな)」,「榮(さか)え娘子(をとめ)」之比喻。
「人(ひと)し寄(よ)すれば」,「寄(よ)す」為第三方謠傳某男女過從甚密之狀。
「荒山(あらやま)も」,杳無人跡之山,作為無情之物的表徵。
「寄(よ)そるとぞ云(い)ふ」,受他人言語迷惑而動搖。
「汝(な)が心努(こころゆめ)」,多做「勿努(なゆめ)」,不可動搖心志。單純略以「努(ゆめ)」字之例,可見1356。https://miko.org/~uraki/kuon/furu/text/waka/manyou/m07.htm#1356
類歌3309。

3306 反歌 【承前,十八第二。反歌。】
 何為而 戀止物序 天地乃 神乎禱迹 吾八思益
 如何(いか)にして 戀(こひ)やむ物(もの)ぞ 天地(あめつち)の 神(かみ)を祈(いの)れど 我(われ)は思増(おもひま)す
 迷惘甚無措 奈何可鎮此戀止 雖奉天地間 齋禱神祇求冥貺 無奈相思情更溢
佚名 3306

「神(かみ)を祈(いの)れど」,雖然向神祈求不要讓思慕之情更加失控。
「我(われ)は思増(おもひま)す」,然而卻是反其道而行之,相思之情唯有更增無不見稍減。

3307 【承前,十八第三。】
 然有社 年乃八歲叫 鑽髮乃 吾同子叫過 橘 末枝乎過而 此河能 下文長 汝情待
 然(しか)れこそ 年八年(としのやとせ)を 切髮(きりかみ)の 年同子(よちこ)を過(す)ぎ 橘(たちばな)の 上枝(ほつえ)を過(す)ぎて 此川(このかは)の 下(した)にも長(なが)く 汝(な)が心待(こころま)て
 誠然有之故 春秋年之八年間 切髮鑽髮兮 年同子矣年華過 非時香菓兮 橘之上枝雖過而 到來臨此川 源遠流長續此情 唯待一旦汝心向
佚名 3307

「然(しか)れこそ」,「然(しか)ればこそ」之略,正因如此。蓋承接3305、3306之男歌所述。
「切髮(きりかみ)の」,「年同子(よちこ)」之枕詞。原文鑽髮,黑髮齊肩之少女髮型。
「年同子(よちこ)」,與自身同齡之人,此蓋指稱自身之少女時代。
「橘(たちばな)の 上枝(ほつえ)を過(す)ぎて」,或比喻女性適婚期之上限。
「此川(このかは)の」,長遠、深邃之比喻。
「汝(な)が心待(こころま)て」,等待有朝一日男方心向自身。

3308 反歌 【承前,十八第四。反歌。】
 天地之 神尾母吾者 禱而寸 戀云物者 都不止來
 天地(あめつち)の 神(かみ)をも我(あれ)は 祈(いの)りてき 戀(こひ)と云(い)ふ物(もの)は 嘗(かつ)て止(や)まずけり
 六合八紘間 天神地祇八百萬 無一我不禱 奈何所謂相思情 唯有徒增未嘗減
佚名 3308

「嘗(かつ)て止(や)まずけり」,「嘗(かつ)て」與後文「止(や)まず」組合,則乃未嘗,絕不之意。『華嚴經音義』云:「總也。」

3309 柿本朝臣人麻呂之集歌 【承前,十八第五。】
 物不念 路行去裳 青山乎 振酒見者 都追慈花 爾太遙越賣 作樂花 佐可遙越賣 汝乎敘母 吾爾依云 吾乎敘物 汝爾依云 汝者如何念也 念社 歲八年乎 斬髮 與知子乎過 橘之 末枝乎須具里 此川之 下母長久 汝心待
 物思(ものおもは)はず 道行行(みちゆくゆ)くも 青山(あをやま)を 振放見(,ふりさけみ)れば 茵花(つつじばな) 匂(にほ)え娘子(をとめ) 櫻花(さくらばな) 榮(さか)え娘子(をとめ) 汝(なれ)をぞも 我(われ)に寄(よ)すと云(い)ふ 我(われ)をぞも 汝(なれ)に寄(よ)すと云(い)ふ 汝(な)は如何(いか)に思(おも)ふ 思(おも)へこそ 年八年(としのやとせ)を 切髮(きりかみ)の 年同子(よちこ)を過(す)ぎ 橘(たちばな)の 上枝(ほつえ)を過(す)ぐり 此川(このかは)の 下(した)にも長(なが)く 汝(な)が心待(こころま)て
 徒然無所念 出戶步踏道行而 蒼鬱青山矣 不覺昂首望見者 躑躅之所如 明媚妖嬈娘子矣 櫻花之所如 青春年盛娘子矣 或人言如此 述汝寄情在我身 或人稱如是 云我鍾情慕汝命 汝命所念想如何 相思有之故 春秋年之八年間 切髮鑽髮兮 年同子矣年華過 非時香菓兮 橘之上枝雖過而 此川之所如 源遠流長續此情 唯待一旦汝心向
柿本人麻呂 3309
 右五首。

「汝(な)は如何(いか)に思(おも)ふ」,以上為男子詢問女子之詞,其後則為女子之回答。
合併類歌3305、3307為一。 https://miko.org/~uraki/kuon/furu/text/waka/manyou/m13.htm#3305

3310 【承前,十八第六。】
 隱口乃 泊瀨乃國爾 左結婚丹 吾來者 棚雲利 雪者零來 左雲理 雨者落來 野鳥 雉動 家鳥 可雞毛鳴 左夜者明 此夜者昶奴 入而且將眠 此戶開為
 隱口(こもりく)の 泊瀨國(はつせのくに)に さ結婚(よばひ)に 我(わ)が來(きた)れば 棚曇(たなぐも)り 雪(ゆき)は降來(ふりく) 小曇(さぐも)り 雨(あめ)は降來(ふりく) 野鳥(のつとり) 雉(きぎし)は響(とよ)む 家鳥(いへつとり) 雞(かけ)も鳴(な)く 小夜(さよ)は明(あ)け 此夜(このよ)は明(あ)けぬ 入(い)りて且寢(かつね)む 此戶開(このとひら)かせ
 盆底隱國兮 長谷泊瀨小國間 夜這妻問而 不辭遠涉來此者 棚曇漫天際 零雪降來滯吾足 小曇掛虛空 澍雨紛零阻吾身 小野間鳥者 雉鳥啼聲響野中 庭院間鳥者 雄雞長鳴繞苑中 小夜殆將明 此夜已過天將旭 雖然如此欲入寢 還願伊人開此戶
佚名 3310

「さ結婚(よばひ)に」,「さ」為接頭語,「結婚(よばひ)」或書「妻問」、「夜這」,古代訪妻制,男子來訪女性住處以求相寢。
「野鳥(のつとり)」,「雉(きぎし)」之枕詞。
「家鳥(いへつとり)」,「雞(かけ)」之枕詞。類似表現可見『古事記』上卷大國主命誂沼河姬之歌。https://miko.org/~uraki/kuon/furu/text/waka/kikirouei/krk01.htm#k0002
「此夜(このよ)は明(あ)けぬ」,「明(あ)け」原文「昶」本明瞭之意,此轉作旭日之用。
「此戶開(このとひら)かせ」,要求女方開戶迎入自身。雖然跋涉而來,天之將明,所處時間不多,仍願把握這片刻春宵。
類想歌2906。https://miko.org/~uraki/kuon/furu/text/waka/manyou/m12.htm#2906

3311 反歌 【承前,十八第七。反歌。】
 隱來乃 泊瀨小國丹 妻有者 石者履友 猶來來
 隱口(こもりく)の 泊瀨小國(はつせをぐに)に 妻(つま)しあれば 石(いし)は踏(ふ)めども 猶(なほ)し來(き)にけり
 盆底隱國兮 長谷泊瀨小國間 吾妻在此故 縱然履石涉險山 吾不辭兮猶來矣
佚名 3311

「泊瀨小國(はつせをぐに)に」,「小國(をぐに)」指相對狹隘之國土。此為對自家周邊之謙遜表現。
「石(いし)は踏(ふ)めども」,不顧路途南涉。

3312 【承前,十八第八。】
 隱口乃 長谷小國 夜延為 吾天皇寸與 奧床仁 母者睡有 外床丹 父者寐有 起立者 母可知 出行者 父可知 野干玉之 夜者昶去奴 幾許雲 不念如 隱孋香聞
 隱口(こもりく)の 泊瀨小國(はつせをぐに)に 結婚為(よばひせ)す 我(わ)が天皇(すめろき)よ 奧床(おくとこ)に 母(はは)は寢(い)ねたり 外床(とどこ)に 父(ちち)は寢(い)ねたり 起立(おきた)たば 母知(ははし)りぬべし 出(いで)て行(ゆ)かば 父知(ちちし)りぬべし 烏玉(ぬばたま)の 夜(よ)は明行(あけゆ)きぬ 幾許(ここだく)も 思(おも)ふ如成(ごとな)らぬ 隱妻(こもりづま)かも
 盆底隱國兮 長谷泊瀨小國間 臨幸為妻問 經綸恢弘我天皇 深窗奧床處 慈母休憩寢於此 寢殿外床處 嚴父酣眠寐於彼 起身站立者 當為慈母所知悉 出戶行之者 當為嚴父所知悉 漆黑烏玉兮 縱然長夜將天明 雖然恨幾許 無奈不能如人意 嗚呼隱妻妾身哉
佚名 3312

「我(わ)が天皇(すめろき)よ」,相對於專指今上的「我(わ)が大君(おほきみ)」,書天皇者有歷代天皇之意。
「奧床(おくとこ)に 母(はは)は寢(い)ねたり 外床(とどこ)に 父(ちち)は寢(い)ねたり」,母親睡在深窗之處,父親睡在出入口,戒備外人。
「思(おも)ふ如成(ごとな)らぬ」,雖然想與戀人逢賴,但事不如人願。