リムランナーズTRUE END

やっと、TRUE ENDを拝見しました。ステラの好感度と関わるようです。
エンド名は「大団円」、ということでレギュラーキャラクターは死なずで済む。
TRUE ENDでなかっら各別キャラENDも用意しますが、TRUE ENDの比べ物にならない。
まだTRUE ENDを見なかった方々、機会があれば是非ご覧下さい。

ただ、以来の主人公より、今度のは人好過ぎますなので、情感の投入は難しいです。
個人の同質性には、武は丁度いいのところで、轍と恭介もそれそれの共感ができる。
遊也もちょっと問題外ですが、レックスと共感のところは余り多くない。
ただ、たまには第三者の視点から見るのも悪くないと思います。

切ないの処は点在していますが、整体はライトな雰囲気です。
死んだ人が少ないですが、これはリムランナーズの優点そのものです。
確かに泣けゲー、切ないさとトラウマ性が強い作品にはそれぞれの魅力があります。
でも、一昧的に泣け要素を求めるのも良くないと思う、万が一猿真似になったら何もならない。


高橋良輔アニメの世界にで、高橋良輔氏は以下のインタビューがあります:
僕はレギュラー・キャラクターを、作品中で殺したくないほうですよ。
それは『ダグラム』でこりんたんですね。
デロイア7の一人のフェスタですけど、彼は仲間のなかで軽い存在なわけですよ。
それがたまたま戦闘のなかで、皆に評価されるようなことをやって有頂天になってるあいだに、
パンと不条理に死んでしまう。あの話は僕がシナリオを書いて、そのプロットに自分としては
酔ってわけです。でも話を作って殺したのはいいけれど、そのことはその一話としてはとくても、
シリーズ全体の流れのなかで気持ちよくないんですよ。
レギュラーを殺すという話を盛り上げるための、それは手段なわけですから。
あまりよろしくないなぁと。だもんでジョルジュっていう、
すぐまた似たような奴が出しちゃったんですよね。贖罪みたいに。本当にそっくりだなと。
だったら殺さないほうがよかったのに(笑)。


当然、これはあくまでも高橋良輔氏の考えだけで、ただ参考として書き込みます。
私には、殺すか殺さないか、別々良いところがあります。
富野監督のZガンダムような皆全滅の無惨な結局に大感動しながら、
同様富野監督のファーストガンダムの大団円結局も、劣らないの感動が有ります。

それに、殺すか殺さないか、別々上手く書く人があります。
西ノ宮勇希氏はミッシングパーツの最後で、救うがないより救うがあるの方が良いを選択した。
私は、西ノ宮勇希氏が殺す方が上手く出来ても、殺さない方はそれ以上よくできると思います。
同氏もリムランナーズを参加します、そして今度のメインシナリオライターこと
北川直氏も恐らく殺さないシナリオの方が上手くできるタイプではないかと。
もとも、オーツー所属の岸上大策氏以外、フォグ作品のスタッフは大体フリーですから、
それぞれの得手不得手があります。切ないシナリオは、加藤氏と小林氏にまかせましょう。


リムランナーズは久遠、風雨を越える訳ないですが、別の方向性の作品としての良作である。
ジャンルと雰囲気はこれ以前と違うなので、前作との比較は意味なしと思います。
それより、むしろ前作と比較することは禁物かもしれない。素直にやる方がいい。



ちなみに、私が一番好きのキャラクターは多分、シャルロット・ワイズだと思います。
エリックがそのナンパ趣味を除くなら良いやつです、キャラENDはつまらないけど。
ジェイムズ、カッコイイ、モーゼル萬歳! スレッカーディーンの出番が少なすぎるよ。
他のキャラクターは人好過ぎなので、実はあまり好きじゃない...