立喰師列伝

立喰師列伝』映画化正式に始動!
http://www.kyo-kan.net/archives/2005/02/post_248.html
映画化おめでとう!小説は入手しましたが未だ読んでいない...
やつぱり予定を変更してまず立喰師列伝を読もうか?


ちなみに、原作小説の情報屋のモデルについて、以下の通りです:
月見の銀二:吉祥寺怪人
ケツネコロッケのお銀:兵藤まこ
哭きの犬丸:石川光久
冷やしタヌキの政:鈴木敏夫
牛丼の牛五郎:樋口真嗣
ハンバーガーの哲:川井憲次
フランクフルトの辰:寺田克也
中辛のサブ:河森正治


つまり、全部押井監督の御馴染みスタッフばっかりです。
私が始めてそのカバーを見るとき、大爆笑したのを覚えてます。

特筆のキャストは月見の銀二です、もとは死神博士天本英世氏が演じたのです。
ご存知だと思いますが、立喰師(情報屋)達の名前は「紅いメガネ」で全部出ました。
紅い眼鏡で実際見られるのは天本英世氏の月見の銀二だけでしたけど...
残念なことで、天本英世氏が2003年3月23日、急性肺炎で死去しました。(默哀)


また、兵藤まこ氏もとても興味深いの方です。
紅い眼鏡」は押井監督の初実撮作品であり、俳優の身体との出会うであった。

押井守四谷シモン対談:
実写の映画を撮ると、そこでは役者の身体とじかに接することになる。そのときに身体の不自由感を感じたんです。役者はまったく、監督の思ったように動いてくれない。(浦木注:あんた、アニメやり過ぎだ!)アニメだと、いいところで止めてカットを変えたりとか、何でもできるだけど、役者の身体は「ああしてこうして」って言っても、僕が思ったとおりには決して動かないですよ。だから、しばらくして、わざと動かさないようにして撮ることにした。でも、瞬きをすれば瞼はパサッと落ちる。「それ何とかならない?」って言っても無理ですよね。
ひとりだけ何とかなる子がいて、兵藤まこという女優ですけど、彼女はカメラが回っている間、瞬きしないでいられる。でもその間中、涙がボロボロこぼれるんですよ。

と言う事で、押井監督にとって、兵藤まこ氏はごく特別な存在だと思います。
紅いメガネだけじゃなくて、天使のたまこも、色な押井作品で「少女役」をしてます。
人狼は沖浦監督で室戸文明まで役を変更しますが、押井がすれば雨宮圭役は兵藤まこ氏になるかも。
でも、それ以降、雨宮圭役の武藤寿美氏はイノセンスでも「少女」を演じました。二代目の「少女」になるわけかな。
実は兵藤まこ氏であのイノセンスの少女を演じでも違和感がないはずだと思います。


ちなみに、押井監督が鈴木敏夫氏について、以下の敘述があります。
悪名高いスタジオジブリKGB長官、某カニ股プロデューサー。簡単に言えば縦で伸長したルパン三世...