水ばかり

日本書紀の「水ばかり」か、高松塚石室で柱の穴9か所
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20070706i313.htm

日本書紀」の671年の記述には、同古墳の壁画を描いたとの説もある渡来系の画師、黄文本実(きぶみのほんじつ)が「水ばかり」を献上したとある。

黄文という氏は『続日本紀』以降から多用くなりました。
実は黄文本実の升遷記録は寧ろ『続日本紀』の方が多いのです。『日本書紀』を調べてみると、

 天智天皇御宇十年春三月,戊戌朔庚子,黄書造本實,獻水臬。

http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/syoki/syoki27_2.htm#sk27_08

となります。どちらも「きぶみ」ですが、『日本書紀』での漢字は「黄書」のようです。


大日本史

醍醐天皇
  更衣滿子女王,民部大輔輔相王女也。生修子內親王。【一代要記、皇胤紹運錄。】普子內親王。【皇胤紹運錄、皇胤系圖。】

 更衣源貞子,大納言昇女也。【尊卑分脈。○按本書一說作和子。時光孝帝女和子為女御,不應同名,蓋誤。】生重明親王。【一代要記、皇胤紹運錄、源氏系圖、帝王編年記。】稱小八條御息所。【作者部類。】

http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/dainihonsi/dainihon.htm


■奇書「先代旧事本紀」の謎をさぐる

奇書『先代旧事本紀』の謎をさぐる

奇書『先代旧事本紀』の謎をさぐる

序文をカバーにするのはわかり易くイメージも鮮烈なのですが....
よりによって一番信じられない序文をカバーにするのね...._| ̄|○
とはいえ、序文の信憑性を除いて、こういうレイアウトセンスが大好きです。(汗)