■読了
続・ドイツの傑作兵器 駄作兵器―究極の武器徹底研究 (光人社NF文庫)
- 作者: 広田厚司
- 出版社/メーカー: 光人社
- 発売日: 2001/03/01
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とりあえず中国語紹介をつくりました。
http://miko.org/~uraki/kuon/furu/explain/meisi/occult/dies_irae/ref/book/de_wep01.htm
http://miko.org/~uraki/kuon/furu/explain/meisi/occult/dies_irae/ref/book/de_wep201.htm
整体的に言うと、傑作兵器の方が面白くて、続傑作兵器の方がマイナーの補完の方が助かるというところです。
■読書中
- 作者: H・P・ラヴクラフト,大滝啓裕
- 出版社/メーカー: 青心社
- 発売日: 1997/11/01
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ロバート・ブロック「妖術師の宝石」、ロバート好きそうな、未曾有の恐怖を求める人(まぁ、要するラブクラフトモデル)の物語。科学風体とオカルト性質の人の対話が面白い。あまり科学的に解釈してみると破綻もでるだろうが、ソコを気にし過ぎずなら普通にクトゥルーものとして楽しめる。
H・カットナー「クラーリッツの秘密」、それなり面白かったが、縦深いが足りなかった気もする。
ロバート・シルヴァーバーグ「クトゥルーの眷属」、徹底無知の主人公はクトゥルーものとして珍しいかも。私がクトゥルーが好きの原因の一つを例えば、それは主人公が概ね天才か教養のある者、或いは感性の優れるものが殆どで、それなりの共鳴を取られるから。対してこういう主人公は何を考えているのかイマイチ理解できない...
F・ポールら「グラーグのマント」、オチ(読めたが...)も含めて其れは面白かった。
おまもりひまり(3) ドラマちっくフェスティバル (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: みかづき紅月,的良みらん
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/06/20
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あえて言うと「遊園地?鼠が支配する夢と魔法の国が都会に在ると聞いた事があるぞ。どんな立派な大人でも幼児退行してしまう恐ろしき国だと。」その毒入りがGJGJ!
■=ASSAULT GIRLS=
明瞭に意識された”虚構”は、
意識されているというその一点において
誰もが共有可能な現実足り得る。架空の世界における達成が空しいなら、
現実の世界におけるそれもまた同様だ。デジタルデータとして保存された永遠が、有限であるように
現実もまた、個人の命数に限定された世界でしかない
■時はネクロフィリア
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51054967.html
http://kc.kodansha.co.jp/SEP/04783/01/pv/sankarea/pageview/index.html
- 心拍数0のドキドキ青春ラブストーリー
- 死んでるけど生き生きしている。
- ネクロフィリアコメディ
- 同居ならぬ安置
http://blogs.yahoo.co.jp/gtjttfg/59665154.html
深く読みすぎると変な趣味が開花しそう......
ゾンビでも黒髪ロングになると愛おしくなる魔法の不思議
■Dies irae~Acta est Fabula~ プレイメモ目次
http://blog.livedoor.jp/patapata_wp/archives/1219448.html
この手は神の手でないが故、総てを一度に救えないだけ。
零れ、漏らし、落とし続けるが人の業なら、私は何度でも拾い上げよう。
無くせば埋めて、奪われれば取り戻す無限の螺旋。この身は永劫の徒刑囚。
邪なる聖道を歩み続ける巡礼者であり、罪人であり続ける事こそ我が誇りであり使命なのだ。
故に、私はこの歩みを止などしないし、止めさせもしない。
=Valeria Trifa=
総て残らず、この第七に於いて使い果てたしてくれよう。
しかる後に第八で、黄金を生む五色は狂いを生む。
これによって事は成り、永劫終らぬ私の徒刑は記念すべき第一回帰を迎えるのだ。「来なさい、我が愛しい児よ」
気負いなく悪意もなく、慈父の笑みすら浮かべてトリファは螢を手招いた。
「何れ貴女も救いましょう。今度は贄に甘んじなさい。」
彼は全員救い全員切るのか。それがこの男の決断なのか。
「キルヒアイゼン卿も貴女の兄も、何れ私が救います。そこに藤井さんも入れたいのならば、四人で幸せに成れば良い。所詮希望など、楽園など、泡沫の塵芥に過ぎぬゆえ──」
「私は何度でも作りますから」
痛みと絶望の回帰から、今汝を救済せしめん。
心安かに、レオンハルト。我が愛の手に抱かれて眠れ。袈裟斬りに打ち下ろされた緋の刀身は、神父の肩にぶつかり止っていた。
切り裂いたのは僧衣のみ。その肉体には一筋の火傷すら走っていない。「──素晴らしい」
だがトリファは、それに心底から賞替を贈っていた。
流れ落ちる血涙すら蒸発する熱気の中で、掛け値なしの感動が彼の胸に湧き上がる。「誇って良い、貴女の魂......実に美しく鮮烈だった。」
例え大隊長であろうとも、今のを無傷で凌ぐ事など出来はすまい。
良くぞここまで、この域まで、己を高め砥ぎ上げたもの──
だが汝の前に立つは聖餐杯。破壊不可能の神器故に......「幸あれ、我が愛児よ」
胸前で十字を切り、最後の一節を紡ぎあげる。全霊を睹した一撃を放った直後に、これを躱す術などない。
「創造(Briah)――」
そう、如何に無からもう一撃、降り絞る覚悟を決めていようと。
我が劍、我が牙、我が渇望──それを見た瞬間に、あらゆる者は滅び去る。「神世界へ(Vanaheimr)──」
神の業を──
我が求め希い、狂おしく望んだのは究極の力。
二度と愛する者を奪われぬよう、二度とこの手で壊さぬよう。
私が知る最強の存在に同調し、彼と成る事を渇望したのだ。
「翔けよ、黄金化する白鳥の騎士(Golden Schwan Lohengrin)。」
私は負けぬ。私は朽ちぬ。私は永遠に歩き続ける。
こんな所で終るなど赦されない!「私は罪人だ!永劫償い続ける劫罰の虜囚──!」
私がここで斃れたら、愛を信じ裏切られた子供達を、誰が救ってやれると言うのだろう。
それともこれが、私に科された神の罰だとでも言うつもりか?「否、否否、断じて否──!」
認めぬ、許さぬ。この身は永劫の徒刑囚。
邪なる聖道を歩み続ける事こそ我が信念であり我が誇り。
例え何者であろうとも、この歩み止める事など許さない。
「ああ──」
そうか、今ようやく分かった。
総てはあの時、十一年前──
愛し合う者達を殺し合わせると言う真似をした瞬間に、私は愛児達から見捨てられてしまったのだ。
己が罪と同じ罪を、他者に犯させたあの時に。総ては壊れ、狂い出したと言う事なのか──