■日本紀竟宴和歌
http://miko.org/~uraki/kuon/furu/text/waka/kyouen/nihonki/nihonkikyouen.htm
得天命開別(天智)天皇まで。
得豐御炊屋姫(推古)天皇に言及した池堤の件は、『日本書紀』ではなく『聖徳太子伝暦』による記事です。
推古天皇十五年秋九月,太子奏曰:「衆生之命,事據水田。水田之本,在於池陂。儻當亢早,衆生恨天。天默而知,禍降于國。望命諸國,興民築池。」天皇大悦,敕大臣行。
http://miko.org/~uraki/kuon/furu/text/seitoku/denreki.htm#34
冬十月,和國作高市池、藤原池、片岡池、菅原池、三立池、山田池、劍池。山背國掘大溝於栗隈。河内國作戸刈池、依網池、大津池、安宿池等。遣使諸國築池。隋國大小,又毎國置屯倉。功竟上奏。天下無亢害之憂,百姓有富饒之謠。
ムニュさんが
実際には、日本書紀から逸脱して聖徳太子伝暦に載っているようなエピソードが歌われていたりもして、平安前期の貴族が日本書紀をどう受容していたのか、うかがい知るための史料になっています。
http://blog.livedoor.jp/kusitama/archives/51865997.html
と仰いましたが、全くその通りです。
■ドイツの小銃拳銃機關銃
ドイツの小銃拳銃機関銃―歩兵兵器の徹底研究 (光人社NF文庫)
- 作者: 広田厚司
- 出版社/メーカー: 光人社
- 発売日: 2002/04/01
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読了。『ドイツ歩兵攜行兵器戰場寫真集』の文字本って気分で、個別紹介は小銃拳銃機關銃の方が詳しい。
どころで、粘着手榴彈がよく兵士自らの手に粘着して評判がよくないってのも本書で読んだわけでもありません。
最近はよくどこかで見たことあるなぁ〜〜〜と思いながら出所が判らなくなります。記憶の退化って恐ろしい。
出雲の逸話もよく調べたら、『姫の民俗学』でも『定本柳田国男集9』でもなく、出所不明になっちゃいました。