補給物資

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上海亭はどうした?



■彼女がエロゲ持ってたwwwwwww
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好きな男の人のタイプは強い人――
そんな風に思っている女の子は、いったいどれくらいいるんだろう。
なんのソースも出せないただの主観で語ることを許して貰えるなら、恐らく七割。もしくは八割。いいや九割を超える率で皆が思っているんじゃないかというのが私の考え。
それについて、きっと反論はあるだろう。強さなんか気にしていない。優しい人、面白い人、一緒に居てほっとする人......そう言った資質のほうがずっと大事だという女たちも、間違いなく沢山居るに違いない。
それはいいし、否定できない事だと思う。優しさも面白さも安心感も、單に外見が格好いいという事さえも、人が人を好きになるには重要なファクターだ。
だけど、ここで少し考え方を変えてみる。
どういう人を好むかではなく、どういう人を好まないか。
これも又、幾らだって答えが出てくるだろうけど、まず一つ問わせて欲しい。

ねえ皆、弱い人って有り?
人生は戦いだというフレーズに倣うなら、そこで生き、戦う力が自分より明らかに劣っている男の人を好きになる?

答えは否。どれだけ時代が進み、どれだけ価値観が多様化しても、それだけは変わらない女の真実。
今は女が強い時代。君はとても強い女。ええ、そうね、言われて惡い気は確かに全然しないけど、だからといって自分が男性の役に取って代わろうなんて思わない。
私は女。女は女。強い人、頼りになる人、自分が子供を守ってくれる雄雄しい男性を望んでいる。
それが本能。雌性の性、だから──

私が女であるように、彼もまた男であるはずだという当たり前のことを、何故慮るいことが出來なかったのか。

強い人が好きだと私は言う。簡単に、自分勝手に、女の頭と魂で、女の理屈を口にする。
故に女は分かっていない。男がどれだけ強さに憧れ、それを渇望していたかを。

強さにかける男の人の思いは狂気だ。
女の身では到底理解できない域で、彼らは強いという称号を全身全霊求めている。弱い自分を殺したいほど恥じ、憎んでいる。
それが男の人というものだから、私は取り返しの付かない失言を悔いるのだ。

強い人が好きだなんて、何故私は言ったのだろう。
誰よりも強くなりたいと思っていたあの人に、強くあれだなんてよくもぬけぬけと、馬鹿──浅はかな。
そんな事、彼にしてみればあなたが弱いといわれたも同然。事實私も、そうした認識をしていなかったなんて大嘘はつけない。
強い人が好き、強くなって、強くなければ男じゃない。
強さ、強さ、呪にも似たその言葉。いいや、あれは間違いなく、あの時呪いと化したのだ。

彼は変わる。強くなる。だけどそれと引き換えに、彼の素晴らしい所が消えて行く。
優しさだったり、面白さだったり、ふと気の抜けた午後、陽だまりで笑って語り合えるような、暖かい幸せの色彩......
あらゆるものを犠牲にして、彼は唯一の望みに手を伸ばす。
それを前に、私はどんな反応をすればよかったのか.