今日、『鬼魂-おにたま-』ED「いにしえの物語〜鬼魂〜」を聞きました。
ところで、そのインタールードの頃の独白...なんと聞いたことある言葉だと気がします。
ちょっと調べてみる(というか、脊髄反射。)と、
掛(か)けまくも畏(かしこ)き
伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)御禊祓(みそぎはら)へ給(たま)ひし時(とき)に
生(な)り坐(ま)せる 祓戸(はらえど)の大神等(おおかみたち)に
だった。
実は元の祝詞(祓詞)には、
「伊邪那岐大神」と「御禊祓」の間に、「筑紫の日向の 橘小戸の 阿波岐原に」がありますけれどね...
参考として、ウチの神拝詞集は此方へ:
http://applepig.idv.tw/kuon/special/misc/sinpaisi/sinpai_f.htm
掛けまくも畏き 伊邪那岐大神 筑紫の日向の 橘小戸の阿波岐原に
御禊祓へ給ひし時に 生り坐せる 祓戸の大神等 諸諸の禍事 罪 穢有らむをば
祓へ給ひ 清め給へと 白す事を 聞こし食せと 恐み恐みも白す祓詞
高天原に神留り坐す
皇親神漏岐神漏美の命以ちて
天津祝詞の大祝詞の事を宣れ
此く宣らば罪と云ふ罪 咎と云ふ咎は在らじと物をと
祓ひ賜ひ清め賜ふと 申す事の由を 八百万の神等諸共に
左男鹿の八の耳を振り立てて 聞こし食せと白す最要祓
高天原に神留り坐す 神魯伎 神魯美の詔以て 皇御祖神 伊邪那岐大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に 御禊祓へ給ひし時に
生座る祓戸の大神等 諸諸の枉事罪穢を 祓ひ賜へ清め賜へと 申す事の由を
天津神 国津神 八百万の神等共に聞食せと恐み恐み申す身滌大祓
【鬼魂〜主題歌マキシシングルCD】←にで收録する。
http://www.sis.iowave.co.jp/berkana/product/oni/oni_order.html
念のため、良い子には見ちゃダメのサイトですの。
つい、脳内で高原万葉が天津祝詞(禊祓詞)を詠む声を想像した。
高天原爾 神留坐 神漏岐 神漏美命似 皇御親神
伊邪那岐命 筑紫乃日向乃橘乃 小戸乃阿波岐原爾 御禊祓給時爾
成里坐留祓戸大神達 諸々乃禍事罪穢在良牟尾婆
祓比給閉清給閉登 白須事乃由尾 天津神 國津神 八百万神達共爾
天乃斑駒乃耳振立天文世登 恐美恐美毛白須
禊祓詞 天津祝詞
きっと、いい響きだろうな、ああ。