リストラ

オタク引退、ていうかリストラ(鶴岡法斎の『放浪都市』より、USO9000仮想工房経由)
http://blog.goo.ne.jp/t-housai/e/b13dd1b1462843f5dda55b3b8e6b4b42
以前も、第三世代ヲタク*1は「萌え」によって「動物化」したという話があります。
正直、「萌え」って言葉は便利なんですが、この情感は薄いで安易なものかもしれません。
でも、世代差異とは関係なし、オタクは人との応対能力が欠如しているのは例えリストラしても...


最近になってアキバ系ではキャラを形容する時が「エロ可愛い」とか「エロいっす!」とか
または「ムネの谷間に萌え萌えです」とか「おっぱい!おっぱい!」などの言葉が多用になって、
日本にとっても人類にとっても、これが本当によい事でしょうかと正直そう思ってません...


オタク度は濃いと薄いと計量することが『オタク学入門』には仰ったのですが、
私から見ると、第一世代と第二世代が普遍的濃い、そして第三世代は随分薄いと思います。
世間一般にはオタクがマニアより忌みわれた言葉なのですが(実もそうなんだけど)、
ファン→マニア→ヲタクの段階から見ると、逆にマニアはちょっと中途半端な感じもあります。
濃い薄い話なら、第三世代ヲタの方が前二世代よりマニア性が高いではないか。
ところで、台湾に居るヲタの組成は、殆どその第三世代だと思います。



*1:簡単に言うと、ヲタクには三つの世代が有ります。第一世代はSFファンが中心で情報の交換をしているという。第二世代はアニメファンが中心で議論と考証をしているという。第三世代はエヴァ以後大量発生して「萌え」がその主要活動という。ちぇきのすさんは狭義な使用法が本来あるべき用法なのと指摘しますが、私の意見では、今の「オタク」という言葉は「萌えオタク(所謂第三世代)」と「萌えマニア」を指す、それ以外の「オタク」がリストラという事こそ鶴岡さんの言う事ではないかと...ところで、ちぇきのすさんの日記では、「オタク」・「マニア」という言葉の説明は此方も激しく同意です。