桃園神社研討会

■桃園神社研討会のこと
実は、当日が会場へいくと、なんとタイトルが「桃園神社−殖民歴史文化館・回溯、反省與再現 共識研討會」から「桃園□□−殖民歴史文化館・回溯、反省與再現 共識研討會」になってしまった。原因は、昨日の記者会では、退伍軍人会の有志の抗議が殺到したからなんです。しかし、もっともの原因は、例の(?)マスコミが過分で不実のレポートにあると思う。今度は、県政府文化局がやっと経費を入手して、桃園神社社務所を整修する計画を立てました。
どころで、桃園神社は今、忠烈祠*1になったのですが。それでもハワイ以外唯一、海外に殆ど無傷で残った神社建築である。忠烈祠になった以来、社務所が管理員室になって、氷庫に鉄窓、古蹟としては失礼な極まるとも言えよう。ですから、やっとその経費を入手した文化局が、その社務所を直したいんです。当然、出来る限り元の社務所に戻したいから、維修工程を日本に外注する予定があります。これから、社務所を歴史文化館になって関連の品物販売なども考えられています。
でも、マスコミが「忠烈祠を神社に戻す、日本の会社に委任して、これから和風を売りにする予定。」と報導した。しかも、退伍軍人会を「忠烈祠に祭る先烈を追放し、海外の靖国神社を作ろう。*2」と思わせる敘述も...当然、抗日戦争に残った退伍軍人会の方々は激怒し、抗議を申出した。その結果は、タイトルが「桃園□□−殖民歴史文化館」になったわけです。

  • 仿造日本廟宇的行銷模式
  • 打造櫻花道路
  • 日本料理店街
  • 文化館內還要販售特製祈願御守
  • 舉辦日本廟會
  • 營造傳統日本味

以上諸点、実はみんなその予定がありませんのようです。
普通の人ならこれだけでまだまだ大丈夫かもしれませんが、
退伍軍人会のみんなはWW2の生き残りなのでその気持ちを理解して頂きたいです。


でも、その件があったけど、どうやら誤解を解けて、研討会当日は無事の一日でした。退伍軍人会の要求は、忠烈祠を壊さない、先烈を追放しない、出来れば日本の会社にやらせない、絶対に海外の靖国神社にならない、と以上の諸点だけです。
電子メールなどの連絡手段も残したから、まずは桃園神社祭神資料の修正など*3、これからも文化局の関連作業の手伝いでもするかもしれません。



*1:中国歴代戦歿者と有功者を祭る祠、日本の靖国神社らしきもの。

*2:それは前日、李登輝らの「台湾国国旗事件」にも関わると思います。台湾団結連盟のヤツらは、彼らがデザインした台湾国国旗を総統府前に掲揚して、「いつかきっと総統府の中華民国国旗を潰る、この台湾国国旗を掲揚させる!」と言い放した。まぁ、あの台湾国国旗はどう見ても日の丸のパクリって、靖国神社参拝に行くのもあいつらなんです。正直、単なる右翼の日本人になりたいに見えます。あいつらなら本当に台湾で靖国神社を建てたいかも......私は日本人の靖国神社参拝を反対しないですが、彼らの靖国神社参拝を反対しますわ。東京招魂社時期から戦歿者を祭る神社で、六万人のうちに十六人のA級戦犯があっても別に靖国神社が悪いと思わない。それに戦犯ってのも戦勝国の言い訳で、東条英機だってあのときが日本のために一生懸命やってるでしょう。立場が違いますから、日本人の参拝は何の不都合もないと思います。しかし、台湾団結連盟の人が違う、先ずその接点はWW2しかない、立場によってもおかしい、それに日本国内の右派以上の右派しか見えない言動も...

*3:今、忠烈祠前の由緒には間違いがあります。祭神を天照皇大神・豊受皇大神大国主命とす。神社本庁新竹州誌の記録によって、実は豊受大神大国魂命大己貴命少彦名命明治天皇能久親王である。