いえね…、冬が来ると、 訳もなく悲しくなりません?

大日本史

 藤原吉野,大宰帥藏下麻呂孫,參議綱繼子也。性寛弘,能容眾。自少遊學,手不釋卷,而不恥下問。見賢己者,勉勵思跂焉。弘仁中,歴主藏正、美濃少掾、春宮少進,敘從五位下,除駿河守。境內肅清,以強濟聞。淳和帝即位,入為中務少輔,遷左近衛少將。天長中,進從五位上,【続日本後紀。】拝左少辨,【公卿補任。】兼伊豫守,為畿內巡察使,【続日本後紀。】補藏人頭。【公卿補任。】進從四位下,歴兼皇后官大夫、右兵衛督,任參議,兼式部大輔、春宮大夫。敘正四位下,兼右近衛大將。累進從三位權中納言。仁明帝即位,授正三位。辭宿衛之職,侍太上皇于淳和院。承和初,為中納言太上皇晏駕之後,絕不朝參,累表辭職,不許。頻遣中使強起視事。尋以親老,請解職侍養,亦不許。吉野性至孝,定省温清,造次無違。其父嘗聞有鮮肉,遣人索之。庖人以吉野不在,靳固不與。吉野歸而聞之,大悔恨,涕泣責讓庖人,終身不復食肉。教誨子弟,接以温裕。雖有過失,未嘗作色。而至執論,則無所回避。寄往住之處,常種樹,時人稱以為有王徽之種竹之風。九年,坐伴健岑事,貶大宰員外帥。頃之,遷配山城,不許入京師。十三年,薨,年六十一。【続日本後紀。】子良近。【三代実録。】

http://miko.org/~uraki/kuon/furu/text/dainihonsi/dainihon.htm


ホツマツタヱ


カテジナさん

http://mankiti7.at.infoseek.co.jp/01meigen3.htm
アニメを見る前に、まだ幼い私が設定を見ると、綺麗な人だね、というイメージを抱いたのでした。
そして、ついビデオを買って、鑒賞すると、ちょっとわがままなお嬢ちゃんですねに感想を変えました。
さらに、この変貌ぶりで富野監督に敬意を払えずに入られませんでした。
クロノクルと出会い、人生の歯車が狂られた彼女が、どこか悲しいと思います。
クロノクルも、カテジナを調教したら、いきなりドンでもない地雷を踏んだ気分でしょう。お気の毒に。
クロノクルもカテジナも、それぞれ責任がありながら、相手を出会わなかったらもっと違う人生に歩くのでしょう。*1
それでも、遣った事は遣った事であり、記憶*2や視力を失った上、贖罪しなければ成りませんでした。
そのカテジナは、例え可哀想とはいえないものの、やっぱりどこか悲しいと思います。
他のキャラには理解しないでしょう、でもシャクティには良く理解できると思います。
そういう微妙な気持ちは、「冬が来ると、 訳もなく悲しくなりません?」の一言に尽きるのだと思っております。
いつもながら、富野監督に脱帽です。


■ドラマCD

白い子、瞳の色や片目等の徴から察すると、多分Wolfgang Schreiber



*1:そこは現実の戦争もそうです。誰だって好きで戦争なんで遣る訳ないが、度重なる事情でこういう事態に嵌ったのではないか。それでも、最終的両方とも責任は逃れない...はず。

*2:記憶を失った、とハッキリする描写がありませんが、彼女が故郷を目指しているから察すると、多分そうでしょう。記憶を持ったたら多分そんな事はしない、何故ならそこで彼女を待っている事は自明であるからです。彼女にとっても他の人にとっても。ましてシャクティを判らないはずもない。確かに彼女はかなりの世間知らずですが、馬鹿でもない、逆に有る程度の賢明だと言えます。