大正天皇御製詩集

大正天皇御製詩集
手元の『大正天皇御製詩集』、P62~65が欠落したため、「壽伊藤博文周甲」・「詠馬」・「農家圖」が確認できませんでした。

「農家圖」の注釈から原文を還元してみると、恐らく「郊外參差屋數椽 東風籬落碧桃妍 鳥聲喚夢清晨日 霞色恰情晩霽天 稼穡艱難非偶爾 庭闈絓樂自悠然 白頭翁媼經辛苦 又撫兒孫送暮年」でしょうが、確認せずにいられませんでした。



世紀末オカルト学院6

神代マヤとの和解。ついに本領発揮黒髪ロングの破壊力。
第一話からこんなシーンを見せくれた意地悪なスタッフでこういう直球攻撃は珍しかった。


今回において個人的ベストシーン「野槌(ツチノコ)偽造中」

野槌について、和漢三才図会巻四十五「竜蛇部」には「野槌蛇」として紹介されましたのですが、
いつも鎚に似た形態の胴が太い蛇とされる様子と違って、「尾は尖に非ず」などを説明して、「槌に似て柯無きものが故、野槌と名す」とあります。


按深山木竅中有之。大者徑五寸,長三尺,頭尾均等面,尾不尖。似槌無柯者,故俗名野槌。和州吉野山中菜摘川清明之瀧邊,徃徃見之。其口大而嗑人腳。自坂走下甚速逐人,但登行極遲。故如逢之,則急可登高處,不能逐著。

http://kindai.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/898161/148

野槌に関わる文献が早く、日本書紀伊弉諾尊伊弉冉尊生国生神の段に「次生草祖-草野姬、亦名野槌。」とあり、素戔嗚尊の暴行の段の一書第二にも「野槌者、採五百箇野薦八十玉籤。凡此諸物皆來聚集。」があります。ただし、一般思われる野槌であるかどうかは早計だと思います。まぁ、ツチノコが必ずイコール野槌というわけでもありませんからヨシとしましょう。


ちなみに神回と評されたようですがね...たしかに普通にいい演出だと思いますが、今回ではマニアック的要素が足りないので個人的には些か物足りなさも溜まってます...



■宅配は、ネコである


日本武尊千円札