押井守カントク、お誕生日おめでとう

■カントク、お誕生日おめでとう
ASSAULT GIRLS AVALON(f)閲読中。


■1945夏末
http://www.comibook.com/cb3464
BARZ×全力出版社×国立台湾歴史博物館の歴史漫画、興味のある方ぜひご覧になってください。


世紀末オカルト学院 聖地巡礼 松代なんか大っ嫌いだー
http://d.hatena.ne.jp/riyot/20100725/1280040296
舞台訪問者の本気


クトゥルー11

クトゥルー〈11〉 (暗黒神話大系シリーズ)

クトゥルー〈11〉 (暗黒神話大系シリーズ)

  • 作者: ロバート・W.ロウンデズ,ロバートブロック,ヘンリイカットナー,フランク・ベルナップロング,リチャード・F.シーライト,大瀧啓裕,Robert W. Lowndes,Robert Bloch,Henry Kuttner,Frank Belknap Long,Richard F. Searight
  • 出版社/メーカー: 青心社
  • 発売日: 1998/03/01
  • メディア: 文庫
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本巻ではラブクラフトの作品がないものの、各作者は自らの思惑でクトゥルーの世界を広げる有様がとても面白かった。そして何故か本巻だけカバーイラストがいつもの山田章博と違って士郎正宗だった。
R・W・ロウンデズ「深淵の恐怖」、オカルトの講義でアドルムブラリに遭遇する話、催眠の議題に乗せられ、彼の領域に引き入れた羽目に、『イス手の歌』に関する引用あり。中上。
R・F・シーライト「知識を守るもの」全知を求めようとする学者肌の人物があらゆる科学的方法を試したものの無労に帰す末に粘土版に記す招換呪文で知識を守るものを招換し、無限知識の法悦を受けたものの送返できぬ故死んでしまった話。もう嘆望達成で死んでも本願かと。ちなみに、「チャールズ・デクスター・ウォード事件」に続き、クトゥルーの作者達は有機科学を過大評価したのでは、と思わずにいられんが......
R・ブロック&H・カットナー「暗黒の口付け」難破する人が性格が変わるってのは、何かか入れ替わったからだという話。言われてみれば世界末オカルト学院も丁度とこの辺のネタをやってるね。ちっと違うが、「戸口に現れるもの」も入れ替わる話だった、こちらは口付けの主人より危機を意識しているが...。
R・ブロック「窖に潜むもの」魔女の町アーカムの話、クトゥルー諸地では比較的まともなアーカムに残る恐怖。
H・カットナー「狩りたてる物」人の魂を狩りたてる古のもの、自業自得の終末であるが、なんか「心が生きているが身体は死んだ」という強硬症オチだが、狩り立てたのは魂ではなく生命力だっけ?「蛙」魔女伝説で蛙じみた怪物が迂闊な人によって復活されても例の人がなお信じようとしない話。何故か最後になって魔物が呆気なく流沙にやっつけされた。オカルト的力も頼らずに...
F・B・ロング「恐怖の山」これは面白い。”熵”に対する認識は些か甘いなのですが、非ユークリッド幾何が高次元の接点に成りうる説が面白かった。そしてなによりクトゥルーにメジャーの神以外の旧支配者に関する夢物語が大変きちんとできました。ダーレスみたいなワンパタンではなく、独自の世界観を成立している。のち補充資料でそれは「ラブクラフト書簡」によると、ラブクラフトの夢に由来するものだと分かる。


クトゥルー12

クトゥルー〈12〉 (暗黒神話大系シリーズ)

クトゥルー〈12〉 (暗黒神話大系シリーズ)

D・R・スミス「アルハザードの発狂」前巻と同じ自論によりクトゥルー世界を広げよとするものと思うが、11巻は殆どコズミック・ホラー(原神話)寄りと違って、此方はダーレス神話よりな感じ。何でアルハザードの発狂の決定性な鍵になるのが良く分からんが...
C・A・スミス「サタムブラ・ゼイロスの物語」ツァトゥグアや時代を古代におくC・A・スミスらしい拘りがあって、クトゥルー神話でありながらC・A・スミス神話でもある。
ラブクラフトヒュプノス」、眠りが未知に通う道との話。一体あの友人は最初から雕像だったのか、それとも身体だけではなく存在そのものが成り果てたのか、どちらもいえるような気がする。
ダレース「イタカ」、多分、「風に乗りて歩むもの」の焼き直り、あれを単純化したものに思える。


■Waffen-SS 師団早見表

  • 第1SS装甲師団 ライプシュタンダーテ・SS・アドルフ・ヒトラー(1. SS-Panzer-Division "Leibstandarte SS Adolf Hitler")
  • 第2SS装甲師団 ダス・ライヒ(2. SS-Panzer-Division "Das Reich")
  • 第3SS装甲師団 トーテンコプフ(3. SS-Panzergrenadier-Division "Totenkopf")
  • 第4SS警察装甲擲弾兵師団(4. SS Polizei-Panzergrenaidier-Division)
  • 第5SS装甲師団 ヴィーキング(5th SS Panzergrenadier Division Wiking)
  • 第6SS山岳師団 ノルト(6. SS-Gebirgs-Division Nord)
  • 第7SS義勇山岳師団 プリンツ・オイゲン(7. SS-Freiwilligen-Gebirgs-Division Prinz Eugen)
  • 第8SS騎兵師団 フロリアンガイエル(8.SS-Kavallerie-Division Florian Geyer)
  • 第9SS装甲師団 ホーエンシュタウフェン(9. SS-Panzer-Division Hohenstaufen)
  • 第10SS装甲師団 フルンツベルク( 10. SS-Panzer-Division Frundsberg)
  • 第11SS義勇装甲擲弾兵師団 ノルトラント(11. SS-Freiwilligen-Panzergrenadier-Division "Nordland")
  • 第12SS装甲師団 ヒトラーユーゲント(12. SS-Panzer-Division „Hitlerjugend“)
  • 第13SS武装山岳師団 ハンジャ(クロアチア第1)(13.Waffen-Gebirgs-Division der SS Handschar (kroatische Nr.1))
  • 第14SS武装擲弾兵師団 (ウクライナ第1)(14. Waffen-Grenadier-Division der SS (galizische Nr. 1)))
  • 第15SS武装擲弾兵師団 (ラトビア第1)(15. Waffen-Grenadier-Division der SS (lettische Nr. 1))
  • 第16SS装甲擲弾兵師団 ライヒスフューラー・SS(16. SS-Panzergrenadier-Division „Reichsführer SS“)
  • 第17SS装甲擲弾兵師団 ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン(17. SS-Panzergrenadier-Division "Götz von Berlichingen")
  • 第18SS義勇装甲擲弾兵師団 ホルスト・ヴェッセル(18. SS-Freiwilligen-Panzergrenadier-Division „Horst Wessel“)
  • 第19SS武装擲弾兵師団 (ラトビア第2)(16. SS-Panzergrenadier-Division „Reichsführer SS“(lettische Nr. 2))
  • 第20SS武装擲弾兵師団 (エストニア第1)(20.Waffen-Grenadier-Division der SS (estnische Nr.1)
  • 第21SS武装山岳師団 スカンデルベク(アルバニア第1)(21.Waffen-Gebirgs-Division der SS, Skanderbeg(albanische Nr. 1))
  • 第22SS義勇騎兵師団(22.SS-Freiwilligen-Kavallerie-Division)
  • 第23SS武装山岳師団 カマ(クロアチア第2)(23. Waffen-Gebirgs-Division der SS „Kama“ (kroatische Nr. 2))
  • 第23SS義勇装甲擲弾兵師団 ネーデルラント(オランダ第1)(23. SS-Freiwilligen-Panzergrenadier-Division "Nederland" (niederländische Nr. 1))
  • 第24SS武装山岳猟兵師団(24. Waffen-Gebirgs-Division der SS)
  • 第25SS武装擲弾兵師団 フニャディ(ハンガリー第1)(25. Waffen-Grenadier-Division der SS „Hunyadi“ (ungarische Nr. 1))
  • 第26SS武装擲弾兵師団 (ハンガリー第2)(26. Waffen-Grenadier-Division der SS (ungarische Nr. 2))
  • 第27SS義勇擲弾兵師団 ランゲマルク(フラマン第1)(7. SS-Freiwilligen-Grenadier-Division "Langemarck" (flämische Nr. 1))
  • 第28SS義勇擲弾兵師団 ヴァロニェン(ワロン第1)(28. SS-Freiwilligen-Panzergrenadier-Division "Wallonien" (wallonische Nr. 1))
  • 第29SS義勇擲弾兵師団 RONA(ロシア第1)(29. Waffen-Grenadier-Division der SS „RONA“ (russische Nr. 1))
  • 第29SS武装擲弾兵師団 (イタリア第1)(29. Waffen-Grenadier-Division der SS (italienische Nr. 1))
  • 第30SS武装擲弾兵師団 (ロシア第2)(30. Waffen-Grenadier-Division der SS (russische Nr. 2))
  • 第30SS武装擲弾兵師団 (白ロシア第1)(30. Waffen-Grenadier-Division der SS (weißruthenische Nr. 1))
  • 第31SS義勇擲弾兵師団(31. SS-Freiwilligen-Grenadier-Division)
  • 第32SS義勇擲弾兵師団 1月30日(32. SS-Freiwilligen-Grenadier-Division „30. Januar“)
  • 第33SS武装騎兵師団 (ハンガリー第3)(33. Waffen-Kavallerie-Division der SS (ungarische Nr. 3))
  • 第33SS武装擲弾兵師団 シャルルマーニュ(フランス第1)(33. Waffen-Grenadier-Division der SS "Charlemagne"(französische Nr. 1))
  • 第34SS義勇擲弾兵師団 ラントシュトーム・ネーダーラント(オランダ第2)(34. SS-Freiwilligen-Grenadier-Division "Landstorm Nederland" (niederländische Nr. 2))
  • 第35SS警察擲弾兵師団(35. SS- und Polizei-Grenadier-Division)
  • 第36SS武装擲弾兵師団ディルレヴァンガー(36.Waffen-Grenadier-Division der SS "Dirlewanger")
  • 第37SS義勇騎兵師団(37. SS Freiwilligen Kavallerie Division "Lützow")
  • 第38SS擲弾兵師団 ニーベルンゲン(38. SS-Grenadier-Division "Niebelungen")

Dies irae~Acta est Fabula~ メモ

「少少、外道が過ぎるぞ、カール」
「私はマレウスを哀れに思う。あれは幸薄い女だった」
晴れた粉塵の中、惜しい事だと嘆息するラインハルトと。
「そうしたものに追いつけず、置き去られるのが彼女の宿命。仕方ありますまい、格という物はどうしようもなく存在する」
慇勤無例に、肩を竦めるメルクリウス、

「女の好みは、何故私と違うのだろうな」
「君がマルグリットを選ばぬ限り、私も彼も斃せない」
「だが、マルグリットを選ばぬからこそ、我らの望みを阻害したともまた言える。さてこの場??%


ああああああ、メモが消えた!!!(涙)


確かに香純の結婚も、相手が面識の無い奴だった事も、子供が当時の俺たちと変わらない年齢になってる事も......ショックと言えばショックだが、俺はそれより、何というか......
ごく偶に、あいつが見せる不思議な顔......基本は昔のままなのに、まるで詫びるような、泣くような......耐えるような顔がずっと心に引っ掛かっている。
それをもって未練、気が多い、男らしくないと言われてしまえば、まるで反論できないけれど。
「藤井君?」
今も変わらず粘着な櫻井が、この件にだけは口を挿ま無いというのも奇妙だった。
こいつもまた、もしかして......俺と同じような気持ちを懐いているのかもしれないと。

「ねえ、藤井君.....」
その時、極寒の風にも劣らない殺意に凍えていた俺身体が、不意に柔らかな温もりに包まれた。
「終るよね。今度こそ終らせるよね......」
今、傍らに寄り添う櫻井。こいついつもこうやって、怒りと憎しみに囚われそうになる俺を、元の世界に戻してくれる。
「後悔してる?悔やんでる?私とこうなった事?」
「別に......」
そんな愚問、今更答えるまでもない。
おまえが居たからこそこうなって、おまえが居たから生きていたい。
「たまには、口でちゃんと言ってよ」
「もう昔みたいに子供じゃないし、私も貴方も、いい歳でしょ?」
「いいや、子供さ」
だって何より、あの時から──あの惨めな休幕を味わってから。
「俺たちの時計は止まってるんだ。それをまた動かしに行こう」
人として、男して、女として、人生ってやつをちゃんと迎えられるように。
停止はかつての俺の望みだったが、今はこいつと二人の時間を、ちゃんと前に進ませたい。
そして、その為にあいつらを......
「勝とう、櫻井。それで一緒に生きていこう」
「.....うん、そうだね。」

あとこんなもの発見http://hime0610.blog32.fc2.com/?mode=m&no=572