年末年始放浪記・伊勢一日目

■年末年始放浪記・伊勢一日目
昨夜から伊勢市に泊まり、朝から世木神社、須原大社経由で月夜見宮へ。
今まで内宮、外宮にある別宮以外、唯一行ったことあるのが倭姫宮。よって一番手近いの月夜見宮へ參る。境内に豐受大神宮攝社の高河原神社がある。ほかに巨木に稲荷らしきものがあります。


伊勢 月夜見宮


前回外宮へ來たのは2009年の頭、既に7年の歳月を過ぎたものの遷宮館以外は記憶のままだ。さすが常若といわれるお伊勢と感心。
別宮として多賀宮、土宮、風宮があり、所管社には下御井神社、四至神など。四至神に至っては社殿がなく磐座として神楽殿の近くに鎮座する。御酒殿神、上御井神社は基本的に一般参拝不可。


伊勢 伊勢神宮外宮


  • 豐受大神宮 正宮 豐受大神宮 豊受大御神
  • 豐受大神宮 別宮 多賀宮 豐受大御神荒御魂
  • 豐受大神宮 別宮 土宮 大土御祖神
  • 豐受大神宮 別宮 風宮 級長津彥命、級長戶邊命
  • 豐受大神宮 所管社 下御井神社 下御井鎮守神
  • 豐受大神宮 所管社 四至神 四至神


カンバスで内宮へ、降りてから向かい方に神社らしきものを発見、宇治橋鎮守神の饗土橋姫神社でした。隣に大水神社があり、川相神社と熊淵神社は大水神社と同座。本当は近くに津長神社もありますが、当時は知らなかった。なお、饗土橋姫神社の奧のほうに合格神社という聊か特殊な神社がある。
饗土橋姫神

大水神社

合格神社


内宮は五十鈴川のせせらきを相俟って荘厳に清らかな雰圍氣を持ち、全国神社の本宗として屹立。境内に別宮として荒祭宮風日祈宮(風日祈橋の向こうにあり)があり、所管社は瀧祭神、御酒殿神、御稻御倉神、由貴御倉神、四至神など、興玉神宮比神屋乃波比伎神は内宮御垣内にあり一般参拝不可。なお宿衛所の隣に所管社の大山祇神社、子安神社がある。參集殿で「神宮司廳 第六十二回神宮式年遷宮總集篇」「第六十二回神宮式年遷宮遷御篇」「お伊勢さんを歩こう〜神宮百二十五社巡拝案内」を購入、のち125社參りの種となる。


伊勢 伊勢神宮内宮

五十鈴川

瀧祭神

風日祈宮

御稻御倉

荒祭宮

四至神

御酒殿神(奧)、由貴御倉神(前)

大山祇神社、子安神社


内宮外の案内書でカンバス一日券を買って伊雜宮を向かって鳥羽へ。鳥羽で近鉄に乗り換え上之郷で降り、『先代舊事本紀大成經』事件に関わった伊雜宮を參った。隣に倭姫の天井石跡(倭姫旧蹟地)、上之郷石神、田植え祭で名高き神田があり、所管社の佐美長神社及ぶ佐美長御前神社四社がある。また125社ではないものの、佐美長神社の近くに磯部神社がある。赤岐神社も行きたかったんですが時間の都合上で断念。ちなみに大成經事件の伊勢伊雑宮二社三宮図に、伊雑宮が内・外宮より格が高く、磯部大歳社(佐美長神社)や杵築大社(磯部千田寺跡「倭姫旧蹟地」、「伊佐波登美命」)がともに書かれてる。なお、七本鮫の話は『伊雑宮旧記』からなるようで、田植の歌にもあり。


伊勢 伊勢神宮別宮 伊雜宮

伊勢 伊雜宮附近 倭姫命天井石跡

千田寺跡・伊佐波登美命

上之郷石神

磯部神田

佐美長神社

伊雑宮二社三宮図

  • 皇大神宮 別宮 伊雜宮 天照皇大御神御魂
  • 伊雜宮 所管社 佐美長神社 大歳神
  • 伊雜宮 所管社 佐美長御前神社四社 佐美長御前神


二見浦と夕日の写真を撮りたくて上之郷から鳥羽に戻り、バスで二見地方の神社を回る。本当は江神社、神前神社粟皇子神社も行きたいものの時間都合上断念。そして二見浦では夕日が見えず写真でみたのが日出でした。それは二見で泊まらないと見れないと悔しい限りです。御塩殿神社では御塩焼所が見所ですので絶対にもれない様に。堅田神社はやや見つかり難い節がありますので結構迷いました。

伊勢 御塩殿神社

伊勢 御塩殿神社 御塩焼所

堅田神社

伊勢 二見浦

行きたい所を幾ついけなかった日でしたのですが、振り返ってみれば充分回った気もしなくはない...