バウンドドック

落書き、NRXー055ー2バウンドドック
今年初夏のZガンダム劇場版「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」は、
TVシリーズの「黒いガンダム」から「アムロ再び」までの予定なので、
バウンドドックの出番はまだまだ早いですね。それでも、描いたものを公開します。

ファーストの大河原独裁(笑)と違って、Zガンダムメカデザイナーは大勢います。
藤田一己永野護小林誠の加入によって、メカもファーストより多彩な感じがあります。
当然、MSの発展、あるいは生産線の配置、脈絡欠如のメカ群には非難も殺到ですけど。
しかし、ガンダムメカデザインには新しい生命の息吹がここでありますではないのか?
MK-2のデザインは一人ではなく、大河原氏の原案を藤田氏の手を経って、決定稿になります。
Zガンダムウェイブライダー変形案も、藤田氏が大河原氏の考案を参考したからのです。
こいう合同デザインは、Z以前(1stとMSV)は余り無いと思います。νはその流れですが...
それに、なによりその個性横溢のデザインも、合理性を除ければ、お見事なものではないか。

多数のデザイナーの中でも、小林誠氏の方は特に異樣な異色である。
例えば、藤田一己氏のパラス・アテネ、そしてZZ案のゴッドガンダム(未使用稿)、
どちらも永野護氏のデザインラインと似てます。また、Zと百式も協調感が取れます。
ですが、小林誠氏のマラサイ、ガザC、バウンドドック、ジオは特別な感性が持ちます。
さらに、藤田氏のアレンジメントがなければ、マラサイの準備稿はモビルスーツより、
横山宏氏(小林氏は彼の影響を受けてます)のSF3Dメカそのものという話もあります。
また、その後近藤和久氏のMSデザインも、小林誠氏の影響がありそうです。
(ちなみにキャラクターと構図は小林源文氏、どちらも小林氏...色々の噂も...)

特異のデザインラインという事で、なんとなく描きたくなります。ハイ、どうぞ。
また、藤田氏がZガンダムの主役メカデザイナーを担当する時、弱冠19歳だと吃驚しました。
私は既に23歳の身ですが、うまく出来ない事が一杯有るのでちょっと悔しいです...