[趣味雑談]竹取物語

今日のタイトルのネタが判ってくれる人がどのくらい居るのか判りません。
ヒント、監督。


中国語訳竹取物語

卷七まで完了いたします。アップロードは来週予定。

ここまで、一番興味が深いのは多分、石上麻呂足というキャラです。
もちろん、丹比嶋を同族とされるの石作氏に苗字乗りしたり、
藤原不比等を母方の車持氏に苗字乗りしたりから、麻呂足になってもおかしくない。

ですが、興味があるのは名前の置換より、官位の方にあります。
藤原不比等には、実は天智天皇の隠し子という説があります。
そして丹比嶋は、皇子なわけじゃないが、左大臣になって、
八色姓の中も最高位の真人をもってから、何となく納得できるかも(?)...
ほかの官位は、全部彼らのモデルの最後の職位(追贈を除く)と一致します。
しかし、その中に、唯一特別な存在が居る、それは石上麻呂です。
言うまでもない、物部連麻呂こと石上麻呂最後は左大臣まで晉昇しました。
しかも、大宝令が中納言を廃止し、同日以って石上麻呂は大納言になりました。


わざと中納言に置くのは何のため?この違和感を無視する真似が出来ないでしょう。
唯の皇子→皇子→右大臣→大納言→中納言という位階序列の図示かもしれないが、
石上麻呂だけが違うのは、竹取物語の作者も必ず気が付いたはずだと思います。
それに皇子→皇子→左大臣→右大臣→大納言の方もいいじゃないか?
このところはきっと、何の裏があるような気がします。


残念ながら、無責任素人古代史ファンこと私には謎を解明するまでの力がありません。
もし何方が心当たりがあれば、是非教えで下さい。(おい)



古事記正解 ●「ラピュタ」と「かぐや姫
http://www.neonet.to/kojiki/ronko/koukoji-hihan01.html
ここには石上麻呂と竹取について面白いな仮説があります。参考になるかも。


あと、随想  かぐや姫の物語
http://shushen.hp.infoseek.co.jp/kodaisi/zuisou-rekisi/kaguyahime.htm
別件ですが、古樹紀之房間さん、課題に対する雑感が興味深いです。


また、小野房守を中国に派遣すること。もしかして、それは小野妹子ネタかも?