また、好み

高橋良輔インタヴュー


高橋:美鈴はね、野崎さんキャラですよ。なんせ彼は「美鈴担当ライター」ということになっていましたから。(笑)。美鈴はそれに描いたようなキャラクターなもので、彼女を立てるとドラマ型にはまっちゃうような気がして、そういう悩みがありましたね。嵬の能力に目覚めて、、ロボットに乗って活躍したりしちゃうと作られすぎたキャラになってしまうし。かといってユウシロウを慕う、血の繋がらない妹という設定に深入りしちゃうと、別の方向に入ってしまいますから。その設定自体は面白かったんですけど、そんなこんなで難しいキャラクターを作ってしまったなっていう思いは残っていますね。映画のほうにもあまり重要な役どころではないですけど(笑)、登場しますよ。
霜月:女性キャラクターについてさらに伺わせて頂くと、『ボトムズ』にはフィアナとココナの、二人のヒロインが登場しますね。下世話な質問で恐縮ですが、高橋さんの好みのタイプはどちらですか?(笑)
高橋:それなら僕はココナですね。フィアナも美人ですけど運命にはわりかた従順で、ひたすらキリコ、キリコですし。ついでに、本人がいないのにこんなことを言うと「違うよ」って言われてしまいそうですけど、塩山さんが好きなのはフィアナ(笑)。僕は可愛くて、ファニーなほうが好きですね。僕の仕事には、なぜが「美人で、気立てがよくて、頭がよくて、控え目な女性」が好きな、生真面目なスタッフが参加するんですよ。『ガサラキ』では野崎さん。彼は美人大好きですから(笑)。それもスタンダード美人で、家柄のいいお嬢様......そういうと美鈴になっちゃうんですけどね(笑)。しかも才能があって、仕事は一生懸命、徹夜をしても、それでいて自分を主張しないタイプ......って、そんなのいるわけないじゃないか!(笑)と。



ドキュメント・ボトムズ―高橋良輔アニメの世界より引用




いや、私ならやっぱり野崎さん・塩山さん派ですね。
でも、ガサラキについて、友人として一番好きなのは村井沙生です。
高橋監督もそうです、なんか珍しいな同意見ですね...
ココナと違って、ムラチュウはああふりして、実は強い芯がちゃんとあります。
でも一番好きな女性キャラはやっぱり、豪和美鈴です。(男性は西田啓先生の方が一番。)

葉月さんは、以下のような事を言っていました。
>「ガサラキ」のエンディング曲はそれはもうとても美しいものなのだが、
>あのエンディングで出てくるのがミハルじゃなくて高原万葉でも
>全然問題はないのではないかと思っているのは俺だけかい?
http://d.hatena.ne.jp/wolfhearts_t023/20050218#p2


確かに、あのエンディングにで、万葉が出るでも全然問題はないと思います。
でも、ミハルと万葉は、やっぱり決定性の違うが有ります。
逆に、私の中には豪和美鈴と賀茂桐子のイメージが重っています。
その性格としても、兄思いとしても、さらにその設定まで、色々似ている処があります。
そして、アニメ版に出でこないはとても残念でしたが、豪和美鈴の前世こと鈴は、
やっぱり豪和美鈴以上賀茂桐子とそっくりです。(見なかった方は是非小説を...)
ですから、水橋かおり氏の声は良い出来ますが、個人には桐子@こおろぎさとみ氏も聞いてみたいです。
友人として好きなキャラは村チュウ、そして美鈴は妹にしたいくらいです。


また、余談です。
久遠の絆がやる前に、SFとリアルロボットしか見ない私が久遠に興味あるのは、
やっぱりSF+転生+伝説モノのガサラキゼノギアスから、影響が受けますのね。
その二作品が無ければ、やっぱり学園モノの伝奇ロマンスをやる機会はほぼ不可能かも...