続紀製作中。

続日本紀
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/syokki/syokki04.htm
巻四まで、本文をアップしました。


■神拝詞集
http://applepig.idv.tw/kuon/special/misc/sinpaisi/sinpai_f.htm
丹生大明神告門詞を追加しました。

丹生大明神告門詞にうだいみょうじんのりと

懸幕かけまくかしこ皇大御神すめおおみかみを としの中に月を撰び 月の中に日を撰び定めて 霜月の秋の御門みかど 仕えまつりて申さく
高天原たかまがはらに かんつまります あめの石倉押し放ち あま石門いわとし開き給ひ 天の八重曇を
伊豆の道別ちわきに 道別ちわき給ひて 豊葦原とよあしはら美豆穂みづほの國に 美豆みづけ給ふとして 國郡くにごおり佐波さわにあれども
紀伊國きいのくに 伊都郡いとのこほり 庵田村あんだむらの 石口いわくちに 天降あまもりまして 
大御名おおみなを申さばかしこし
申さずばかしこき 伊佐奈支いざなぎ 伊佐奈美いざなみみことの御子 
あま御蔭みかげ 日の御蔭みかげ
丹生都比賣にうつひめ の大御神と 大御名おおんなを顕はし給ひて 
丹生川上 水分みくまりみねに 上りまして國かかし給ひ
下りまし十市といちこおり 丹生に忌杖いみづえ刺し給ひ 下りまし巨勢こせの丹生に忌杖刺し給ひ
下りまし宇知郡うちのこほりの 布布木ふふきの丹生に 忌杖刺し給ひ 
上りまし伊勢津美いせつみ太坐おおまし
下りまし巨佐布こさふの所に 忌杖刺し給ひ 下りまし小都知おづちみねに 太坐おおまし
上りまし天野原あめののはらに 忌杖刺し給ひ 下りまし長谷原はせののはらに 忌杖刺し給ひ
下りまし神野麻國こうののまくにに 忌杖刺し給ひ 下りまし安梨諦ありだの夏瀬の丹生に 忌杖刺し給ひ
下りまし日高郡ひだかのこほり 江川の丹生に忌杖刺し給ひ 返りまして那賀郡 赤穂山の布気ふけといふ所に
太坐おおまして うついでまして名手村なてのむら 丹生のの所に 夜殿よとの太坐
うついでまして伊都郡いとのこほり 佐夜久さやひさの宮に太坐 則ち天野原あめののはらに上りまし
皇御孫すめみまみこと宇閇湛うこへまにまに 於土うへつちをば下に掘り返し
下土したつちをばうへに掘り返し 大宮柱おおみやばしら太知ふとしり立て奉り給ひ 高天たかまの原に
知木ちぎ高知り奉り 朝日なす輝く宮 夕日なす光る宮に 
世の長杵ながきに 常世の宮に静まりせと申す