センチの小説

センチメンタルグラフティ
今日はLCDモニターを探しに出かけたけど、結局は買ってなかった。
まぁ、実は古本屋で激安(¥160くらい)の『センチメンタルグラフティ―約束 (角川スニーカー文庫)』を見つかりました。
センチは有名で私もアニメを見ましたけど、実はゲームをやってなかったから、見てみようという気持ちになりました。早速、電車で「オルゴール──綾崎若菜」を読了した。で、この話について、残念ながら私的は駄目なんだ。
はっきり言うと、若菜編によって作者さんの文字力は余りよくないって事です。
何故なら、物語でキャラのイメージを作る時、決して「そのキャラはああいうキャラだ。」と書くではなく、必ず読者自体に「そうか、このキャラは...」と感じたのではないかと思っています。
例えば、主人公は「綾崎って、言葉使いが丁寧ですね。」といっていましたが、実際、若菜のセリフに丁寧語とお嬢様言葉が上手くいかないから説得力が欠如しています。
私は「とにかくこのキャラはそうなのよ!と力説する」より「このキャラの言葉遣いと仕草、やりとりからそういう雰囲気を読者に伝える」ことが大事なのではないか。小学生とはいえ、小説で見られる若菜はあまりお嬢ちゃんの気品を見られませんね。(当然、もちろん普通のキャラよりいいだけど...)なお、どう見ても若菜は主人公にへた惚れというのは明らかの事実だから後味も悪いです。
こういう主人公に同感を感じられないこともあって、そしてお嬢さん物にちょっとうるさいの私でした。この作品は私的に合わないと思います。何方さんの気に障るかもしれませんので先に謝ります。



菅家文草
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/waka/kanke/bunsou/bunsou.htm

157 疏竹 廿頌第五。


    此君何處種 閑在子猷籬 不謝寒霜苦 唯充送日資

    殺青書已倦 生白室相宜 可愛孤叢意 貞心我早知

菅原道真菅家文草』巻第一0157


■「ハァ〜、キュルルン!」
http://www7a.biglobe.ne.jp/~uso9000/diary/diary.htm
実は私もそのMP3を所持していますが、やっぱり人が居る時はスキップの方向で...