金烏臨西舍、鼓聲催短命、泉路無賓主、此夕誰家向

本当、凄く好きなんです。大津皇子の歌を。



菅家文草
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/waka/kanke/bunsou/bunsou.htm

203 寒早十首 其四


    何人寒氣早 寒早夙孤人 父母空聞耳 調庸未免身

    葛衣冬服薄 蔬食日資貧 每被風霜苦 思親夜夢頻

菅原道真菅家文草』巻第三0203


■略字の問題について
先日、それはべつとして...↓で略字問題は言ったばかり、
http://d.hatena.ne.jp/eulear/20060319#p1
今日はこんなニューズ↓が出たとは...
http://tw.news.yahoo.com/060323/195/2ys65.html
意識型態というのは別として、簡字か略字で正字を取代する事は間違っています。*1少なくとも、理系の人として、言葉は「思うことを確実的に伝えるために」存在したのです。
中国語のWikipediaが好まない原因は、中国語Wikipedia簡体字をベースに作られたのです。要する、機械翻訳を使って正字を簡字に転換すれば何の問題もないが、簡字を正字に転換すると、多分どんでもない文章になってしまいます。*2日本の略字問題も似たもので、石上宅嗣の「芸亭」の「芸」は正字だけど、今頃が「藝」の略字に間違いやすい。そこで「芸亭」と「藝亭」が全然違うものなのに、誤解し易いので好まないのです。例えば、中共では「飛行機」を「飛行机」になって、「飛んでいる机」とは笑えない笑い話ですね。他にも色々有って、ですから私はやっぱり国連のやり方を賛同できませんわ。


繋と系は違うぞ!系とは!



*1:歴史によって、簡字と略字の生成は、漢字を廃し音標文字になる為の過渡段階なもの。最後はどちらもその問題を気づき、音標化運動を止めた。また、パソコンが発達した昨今、尚更(正式的な)簡字の必要がなくなりましたと思います。

*2:例えば、今はずっとマシになったが、昔は【『日本書紀』第二】とかが有ったりする。