海外出張中:意外だらけ旅路(0822)

カンファレンスの為に海外出張致します
予定では、今朝の午前5時、実験室より出て、6時頃桃園中正空港に到着ということです。
そこまではほぼ予定とおりでしたが、そのあとは混乱の極まりと言っても差支ない状況でした。

当初の予定は、

基隆→桃園→香港→済南→カンファレンス会場

であったはずなのですが、台風のせいで香港空港が関閉寸前で予定の香港→済南便も中止する事になりました。例え桃園→香港に乗っても、香港で身を動かないのなら意味がありません。

そこで、急に旅行社と連絡をしてみたが、付けませんでした、故に中正空港で待機するまま、旅行社との連絡を試し続けていました。九時ころ、やっとその旅行社と連絡を付きました。

指導教官が「順風満帆であるように」と祝言を下さったのですが、どう返事すればいいでしょうか

  • 文字通りの意味じゃなければ、順風どころか寧ろ逆風でしょう。
  • 文字通りの意味であれば、確かに順風と言えなくもないが、その風は台風でしょう。

香港は無理なら、他の城市から済南への転乗りしか仕方ないので、色々考案をやってみました。
確かに両岸直航便もありますが、直接済南へ行けるわけないし、また高すぎます。
というわけで、金門を中継として、船で廈門へ行くという小三通の案がでました。
ただし、廈門から済南までの便は既に間に合わなく、今日の参加者登録は無理です。

そこで、予定を

桃園→松山→金門→廈門→済南→カンファレンス会場

に変更しました。
が、ようやく台北松山から出た飛行機が金門に辿った時、
金門から廈門への船も台風ゆえ中止しました。
仕方なく廈門ではなく泉州へ、そして泉州からバスで廈門まで着ました。

取りあえず廈門で一泊して、明日が最初便済南へ行く事になります。


どころで、泉州の景色は、ほぼ二十年前の台湾のイメージそのものです。
但し、廈門の様子が複雑で十年前の台湾から今の台湾までのイメージが混在しています。

ちなみに、ウチの大学のメンバー以外に、
同じく台風のせいで予定が壊れた台湾大学のメンバーと共に、
八人のクループが形成しました。私以外全員教授なので、教授団だと呼ばわれます。
全員教授だけあって、物価の安い大陸にいるにも拘らず、
晩御飯は120人民幣という酷い値段のヤツです......


人民幣の引き換わりもかなり波乱がありました。
柯教授が美金だけもって、どこにも換えしてくれなかったんです。
周教授が以上の事故で、人民幣以前に台幣さえ持っていなかった。
金門の水頭碼頭に到着して、人民幣引換えの事務室があっても、そこにATMがありませんでした。
しかも、最近いのATMは酒廠辺りに在って、とてもいけそうになかったんです。