補給物資

■補給物資


機動戦士ガンダムUC (9) 虹の彼方に (上)

読了。相変わらずサイコフレーム、サイコフィルードを過大評価してます。
スベロア・ジンネマンもガエル・チャン「バナージ・リンクスを信じろ、オレは機械の事が分からんが大丈夫だ!」
なにその体育会系の二人さん、一応機械が専門なので違和感が半端ないんです。
まぁ、そろそろクライマックスなのでそれ以外は特に文句がありません。
マリーダ・クルスの死が一番の見せ場でしょうけど、本当はそんなにうまく収めるのかは少々疑問があります。
小説ターンAでは正にこういう時こそすれ違いが生まれ易いように書かれていました。
あと、ラプラスの箱は案外、大したことないかもしれないことを仄めかしました。
確かに、殆ど百年渡っても影響力をなお持ち続ける自体が怪しいですね。
縛られたのは自縄自縛の人間だけだ、と思ったら納得もいきます。
あと、箱の開放は何を齎すのか?既に知った宇宙世紀の流れから察すると、
ジオンの消失(F90やガイア・ギアの除けば)、AEの沒落(SNRIに敗れた他)、連邦の弱体化(F91以降、事実は宇宙戦国時代になったわけです。)などなどが上げられます。ただし、連邦が即崩壊というのはなさそうです。少なくとも、マフティー・ナビーユ・エリンを生まらせる環境があり続けることは間違い有りません。