年末年始放浪記・京都三日目

■年末年始放浪記・京都三日目
本日は京阪『洛楽』初詣フリーチケットで移動。男山ケーブル込の京阪全線乗降放題、まずは出町柳で未明の下鴨神社・河合神社へ。やっぱり私はこんでない時間の神社が好き。


平安京 下鴨神社 賀茂御祖神社


平安京 下鴨神社境内 河合神社


これから本命である磐船神社のある大阪交野、私市駅で降りてバスを乗ろうと思うけど、あんまり本数が無いので歩いてく。バスなら枚方市から乗るほうが早いらしいけどやっぱり本数が少ない。歩くのが慣れてるから、ええ。
磐船神社は何か凄いかと云うと、『先代舊事本紀』に天照国照彦天火明奇玉神饒速日尊が天の磐船に乗って河内国河上の哮峯に降臨された比定地である。

 天祖以天璽瑞寶十種,授饒速日尊。則此尊稟天神御祖詔,乘天磐船而天降坐於河內國河上哮峰,則牽坐於大倭國鳥見白庭山。天降之儀,明天神紀。所謂乘天磐船而翔行於大虛空,巡睨是鄉而天降,謂:「虛空見日本國。」是歟。

http://miko.org/~uraki/kuon/furu/text/sendaikuji/sendaikuji05.htm

途中、磐船神社のお旅所、神功皇后の梅の木伝説跡地がある。磐船神社の近辺に竜神を祭る場所がある、雰圍氣的に白糸の滝近くにあるお鬢水に似てる。


磐船神社の近辺



磐船神社に着いたらいくつの巨石があり、そのうち饒速日尊の天磐船といわれるものが特に立派といえよう。石碑に「祭神、天孫饒宿日命」と書いてる。特筆すべきなのは、岩座からなる岩戸である、そこは以前修驗者修行の場所らしい、拝観料500円なり。社務所に聞いたら一人では拝観できず、少々待ちして後に来た人と一緒に回ることになった。荷物は社務所に預かる、なぜかと云うと岩戸が非常に狹いし危ない、ものも落としやすい。実際、京都にもどって調べたら以前事故で人死んだようだ、道理で一人の拝観は禁止された。岩戸を出たら天岩戸というところもあり、そこまでこの社が石神に恵まれること。社務所戻ったら「岩窟修行修了、磐船神社御守護」の札が頂ける。奧のほうの社務所から御朱印を頂き京都へ戻り。


河内 磐船神社 天磐船


河内 磐船神社 岩戸めぐり


河内 磐船神社 天岩戸


京都に戻って、稻荷山登山。意外と遠い。荒神峰以外は全部回ったけど時間がかなり喰った。そのうえに一見の価値がある。荒神峰もいずれの機会で訪れたいとおもう。そのあと祇園四条河原町の花見小路で友人がバイトしてる菊梅〜お土産屋さんを見学、竹田発の夜間バスで東京へ。


平安京 伏見稻荷大社 稻荷山 劔石

平安京 伏見稻荷大社 稻荷山

平安京 伏見稻荷大社 稻荷山 千本鳥居


翌日東京ついたら新宿御苑でも散策しようかと思ったら開いてなかった。友人も都合良いのがないのでささと山梨へ戻ったので特記事項なし。しいて言うと大久保公園や小泉八雲紀念公園で猫がいっぱい。