金色の目

sadakidhiさんの作品『金色の目』を拝読しました。
流石国語国文学科。筆無精な私は、文章が描ける方にとても羨ましいです。本当、自分は翻訳とか考據とかよくしてますが、文章を書くのは余りないんです。全然書けない訳でもないですが、自分が納得できるまではまだ程遠いです。
最初はおとなり日記であの日記を知ったのです。言うまでも無い、多分、古事記日本書紀、伊奘諾伊奘冉、神武東征などのKeywordは犯人だと思います。(笑)
そして、読み続けたのは前回も言ったのどこか痛いような感じがします。その感じは多分、共感、そのものです。作品はフィクションけれども...
ウチは(金持ちも学識も)充裕ではない。ちなみに私は運動神経なし(と思う)。ですが、周りに話が合う人なんて皆無しって、本当に痛かった。しかも大学に入っても、学生より教授の方が話が合います事が今まで続けています。科学読本を全部読破したり、若者でありながら「今の若者は...」云々したり、そして早苗さんのあの漠然な考えかた、なんが大体は殆ど経験済みな訳です。ちなみに、私の本名も女の子みたいだった。普段はHNで名乗りのため、今は試験などでしか滅多に使ってないけどね。
文章うを読むと読むほど、早苗さんが情感に対してイノセンス(無垢さ)を感じられます。もちろん、私には美鈴さんような人と出会うことは無い、ですが、自分も付き合っている人がいることを知っていて告白するなんて無様な真似はできなかったという性格は多分間違いないと思います。というリアルな錯覚を感じながら、儚いな雰囲気も同時に感じられます。
早苗さんというキャラクターは、今から見ると纖細で稀少価値があるの逸般人だと思います。(あくまでも私の見方、違うかもしれない。)だからこそ、読むたびに限りなく早苗さんと友達になりたいな気持ちになります。きっと、話が合うそうと思います。
前述通り筆不精の私ですから、雑感しか書けません。特に全部はあくまでも個人主観の独断発言なので、是非この雑感を真剣にしないで下さい。(笑)


あ、でも、いい作品なのは確かのことです。興味がある方も是非ご覧下さい。
http://d.hatena.ne.jp/sadakidhi/



附筆:さっきはカミーユ・ビダン専門サイトを見つかりました。
http://www4.ocn.ne.jp/~kamiru/