Zwei Wirklichkeit

Zwei Wirklichkeit
強く胸に残る名前、忘れる事はできないし、忘れていたつもりもない。
俺の現実は此処にある。だけどそこで待っているという彼女の事も、幻想には思えなかった。
二つの現実、二人の俺。どちらも本物ならばどうするべきか?
答えは無論判っていて、俺という人間が護るべき信条は、一つだけ。



「熊本!」
「?」
「キミ、熊本へ行きたい?」



輪廻転生の理ならば、倶舎論の四有(生有、本有、死有、中有)に従うでしょう。

  1. 死んでから次の生を受けるまでの期間である中有(ちゅうう、antaraa-bhava)
  2. それぞれの世界に生を受ける瞬間を意味する生有(しょうう、upapatti-bhava)
  3. 生を受けてから死ぬまでの一生の期間である本有(ほんぬ、puurva-kaala-bhava)
  4. 死ぬ瞬間を意味する死有(しう、maraNa-bhava)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89

確かに中有の期間が7日から49日位で、60年後に転生するのは無理ではありませんね。
それならベアトリスも...と言いたいのですが、そちらは二柱の助力なしに因果操作が無理でした。






■コーキュートス(κωκυτός)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B9

神曲関わりですね


帝都物語における副首領閣下


前回読んだのは五・六年前くらいではないかと、あのときからカール・クラフトに対してアヤシイイメージを抱いてしまいました。
ちなみに、カール・クラフトの占星術は史実でも胡散臭いですが、アストロビオロギーは荒俣先生によるフィクションでしたよ。
ただし、元は統計学を勉強していることが実話ですので、全般的否定でもしかねます。荒俣先生に脱帽です。