成都の反日デモ

成都反日デモ
ニュースで事情を見た頃、それはデマではと疑いましたのですが、
未だにオリジナルブログを見つからずものの、
かなり詳しいまとめページを発見しましたから事実と思っていいと思います。


漢服を和服に思い込んで、女性に「服を脱げ」と強要
http://tieba.baidu.com/f?kz=915477749


近頃、
「所謂チャイナドレスは中国古来の物ではなく、
 認識度が低いが漢服こそ由緒正しいことを皆に認知しよう!」
と主張する者が現れ、漢服着用運用を推進しています。


ですが、近来の中日関係緊張に相俟って、
漢服着用が思わぬ事態に遭遇してしまいました。


当事者の言うことに拠りますと、
食事する最中、レストランが突然包囲され、大変騒ぎに成ってしまい、
結局、レストランが閉店、警察も来てしまい、
ようやく着用した漢服(曲裾)が和服だと勘違いされ、
批闘すべきだと主張する大勢の人が外にいる事をわかりました。


そして、一時休店になっても関わらず、
外の人がレストランに侵入して、「服を脱げ」と要求してきて、
「それは和服ではなく漢服だ」と主張する当事者の言葉に耳も貸さずに、
(ちなみに、当事者とはブログの書き手で漢服の所有者で当日の着用者ではありません。)
彼らは「脱げ!どうでもいい!皆の怒りの鎮めるのだ!」と強要する姿勢を変えようとしません。


歴史だの何だの言い張って、白日の下に女性に服を脱げと言い出す度胸には感心しない
と当事者たちが憤慨し、相手は大学生らしいがその無知と礼儀の知らなさに怒りを覚えたようです。
それにもその抵抗が虚ろに、着用者がトイレで漢服の上衣を卸したものの、
抗議者には満足せず、スカートまで脱げと要求し、それも脱ぐことに余儀なく強いられました。
そして、脱がされた服がその人に取られて消えてしまい、
(現場に居合わせたほかの人に拠れば服が焼かれてしまいました。)
スカートまで脱がされた着用者がもちろん予備のスカートがなく、途方に暮れてしまいました。
不幸の中幸と言いべきかどうかはわかりませんが、
ある一部始終を見た人は、彼女の為に買ったズボンを着用者に譲り、最悪の事態が避けられました。


憤慨した当事者がブログで事情の始末を書いて、写真や動画もアップロードして、
漢服を着用した友人に恥をかこうと思う人の身元を晒そうと協力を求めています。


私は基本的に理性なきデモも身元を晒そうとする行為に好ましくない性分です。
それでもこういうことは是非避けたいと思います。
むしろこの時世で中国嫁日記のようなものが存在している事がありがたいと思っています。
http://blog.livedoor.jp/keumaya-china/


反日も反中も、行き過ぎた激情が人を理性喪失になってしまい、
このような無知を犯すようになると考えております。
お互いに理解しようとしなければ、速やかに完全な解決には期待できません。
それでも事情が一刻も早く収束できるように祈りいたします。