雑談

風雨来記2公式ページ更新した!
http://www.fog.jp/main/products/f2.htm
やっぱり「光」は「アイツ」だ。


■中国語版ファミ通PS2
今日(8/24)が発売する中国語版ファミ通PS2には、風雨来記2の情報が載せます。
翻訳はKagayaさんなので、此方も翻訳の校正協力をやりました、興味がある人買ってくださいね。


■九人の乙女の碑
http://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/main/kanko/point/pnt-kunin.htm
http://www.tanakano.net/~nakano/photo/2003-08-hokkaido/photo.html
http://blog.goo.ne.jp/chi-blog/e/bc864b229f5ee5890afd380d1251987e

高石ミキ(24)、可香谷シゲ(23)、吉田八重子(21)、志賀晴代(22)、渡辺照(17)、高城淑子(19)、松橋みどり(17)、伊藤千枝(22){享年}
 戦いは終わった。それから5日、昭和20年8月20日ソ連軍が樺太岡上陸侵攻を開始した。突如、日本軍との間に戦いが始まった。戦火と化した真岡の町、真岡郵便局で勤務する交換台に向かった九人の乙女等は、死を以って己の職場を守った。窓越しに見る砲弾の炸裂、刻刻迫る身の危険、今は此れまでと死の交換台に向かい『みなさん、これが最後です。さようなら、さようなら……』の言葉を残して静かに青酸カリをのみ、夢多き若き尊き花の命を絶ち職に殉じた。戦争は再び繰り返すまじ。平和の祈りを込めて尊き九人の霊を慰む。


豪和美鈴

ふと見ると、その絵の中に人が立っていた。涼やかに背を伸ばしたその姿は、方形の舞台の中で、どこか寂しげに見えた。
美鈴は声を掛けた。
誰かが自分を呼ぶ声が聞こえる。
美鈴が声を掛けたその人は自分だった。
美鈴は少しだけ不思議な気分になった。
「どうしてそんな所に一人で立っているの?」美鈴が訊く。
「あの人が、行ってしまわれたからです。」その人が答える。
“あの人?"──そう訊こうと思った瞬間、美鈴の喉の奥を熱い塊が抑える。行ってしまったのが誰なのか美鈴は知っていた。その人の悲しみは美鈴の悲しみだった。
「行ってしまわれた......」美鈴が呟く。
いつも......そう、いつも行ってしまう。一人、私を残して。私はただ同じ時を過ごしたいだけなのに。それでも、いつも皆行ってしまう......。
鈍い痛みが胸を締め付ける。
「どうして貴方は泣かないの?」美鈴が訊く...鈍い痛に耐えるよりも、涙に全てを任せる方が余程楽なのではないですが?
「涙はあの人を悲しませるから。あの人を悲しませるくらいなら、自分が苦しんだ方がいいから......」その人が答える。
切り取られた風景の中から、その人はじっと美鈴を見ていた。
美鈴は長い陽射しが差し込む座敷の中に立ち尽くす自分を見ていた。
もうずっと昔から見ていた。ずっと、たった一人の自分を見ていた。
いつも、私はたった一人の自分を見詰めるしかない?
こうして、離れた所から、切り取られた世界の中に一人で佇む自分を見ているしかない?
「でも、もう二度と帰ってこないのよ。」美鈴が言う。それは必死の抗いだった。
「帰って来て下さらない?」その人の顔が歪む。そして、青ざめた眼差しの下から、微かに掠れた声で呟く。「知っています......」
美鈴の心の中で、何かが小さいな音を立てて倒れた。千年の孤独......私はいつもそうだった。
千年前のこの少女のように......。
“......千年前?”
美鈴は改めて目の前の少女を見た。それは自分?いえ、そんな筈はない。私は眼の前に居るのが千年前の自分だと知っている?どうして、そうしてそんな事が......。
──美鈴はじっと机の上に置かれた自分の手を見詰めていた。晩秋の光が斜めに差し込んでくる。そこはいつも自分の部屋だった。
しかし、美鈴は暫くその事に気付かなかった。

ガサラキ〈3〉接触 (角川スニーカー文庫)』より

すまん、スタンダード美人で、家柄のいいお嬢様*1がかなり好きです(死)。


■「オタ」「きもい」──スタッフのブログ発言、企業を巻き込む騒動に
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/23/news037.html
オタク供も反省しなきゃ...でも、キモイという言い方より気持ち悪いの方がいいと思います。


■次世代DVD統一規格は断念か?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/24/news013.html
VHSとβマチックみたいな規格戦争が再びか...
そういえば、Uマチック、EDベータ、W-vhs、MVディスクなどが余り知られていない。
そして、Sonyは良く規格戦争に負けた...基本性能が上なのに(涙)...