卒業確定

多分。


菅家文草
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/waka/kanke/bunsou/bunsou.htm

138 續前,其十


    龍有名駒鳳有雛 行程自與他人殊 聞君舍弟皆家業 次第當探海底珠

    賀橘木。

菅原道真菅家文草』巻第一0138


聖徳太子伝暦
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 二十年四十一歲,壬申,春正月十五日, 太子始製維摩經疏.

 夏五月,百濟化來人,有白癩病,能構山嶽之形.群臣惡之將棄.彼亦有辭.太子奏令留仕.又百濟味摩之化來白曰:「學于吳國,得伎樂舞.」則置櫻井村,而集少年,令習傳.太子奏,勒諸氏貢子弟壯士,令習吳鼓.又下令天下,擊鼓習舞.太子從容,謂左右曰:「供養三寶,用諸蕃樂.或不肯學習,或習而不佳.而今永業習傳.則宜免課役.」即令大臣奏免之.


田村草子

 斯の龍(りう)に乗りらむとし給へとも、門の内じぇ入らずして、北の方へ行(ゆき)、俊仁劍を抜き、汝命惜しくは内へ入るべし。さなくは、忽(たちま)ち命を止(とど)むべしとの給へば、恐れて内へそ入にける、扨斯の門を開かんとすれば、大磐石(ばんじゃく)共を重ねたる如くにて、少しも揺るがず、其時鞍馬の方を伏拝(すしおがみ)、願はくは御力を添へて度給へと、念じ給へば開きけり、やかて内へ入見給ふに、女の聲余(あま)たして鳴きける、立より見給ふに、三條殿の北の方と、俊仁の御代(みだい)は負(お)わしまさず、如何に成り行き給ふぞと、御尋(たつ)ね有ければ、中納言殿北の方、二三日先に鬼の餌食(ゑじき)と成給ひぬとて、首ばかり取い出しければ、是は夢かや、三年(とせ)の程(ほと)さへ流(なか)ら経(へ)て、今日(けふ)此の頃虚(むな)しくなり給ふ事の哀しさよとて、輾轉(ふしまろび)泣き給ふ、俊仁いよいよ心元泣く思(おぼ)し召し、尋(たつ)ねられければ、昨日(きのふ)まで、是より御國(おくに)御経(きやう)の聲聞こえつるか、何と鳴(な)らせ給ふやらん、知らずと言ふ。覚付かなくて、大くの戸を開け見給へば、微かなる所に押込 ( をしこ ) められて、負(お)わしけるか、御目を見合て呆(あき)れはて、如何に如何にとばかりなり、やや有て仰(おほせ)けるは、何として是までは御入侯そや、先つ今生にて見みえぬる事こそ嬉しけれ、我明日は鬼の餌食と成るべし、一筋(ひとすぢ)に後世菩提(ぼたひ)を頼み奉るべし、鬼の歸らぬ先に、とくとく御歸りあれとて、涙に無性(むせひ)給ふ、俊仁、是まで尋ねけるも、同じ道にとこそ重ひつるに、如何で歸り候べき、扨鬼共歸る時に、徴(しるし)は如何と問ひ給へば、隈無き空も掻き曇り、震動雷電(しんどうらいでん)帯(お)び多多(たた)しく、酒竹(しゃちく)の雨降りて、里の内より鬼の聲聞え候とその給ひける、さて何時に歸り候判ずる、明日の夢魔(むま)の刻(こく)に歸らんと申つると仰られければ、其間に鬼共の住家(すみか)見んとて、残りの人人語らひ、此処良(かしこ)御覧すれば、大なる桶(おけ)共多く並べをきたり、見れば数多の人を取て、鮨(すし)にして置(を)きける、又傍らを見れば、十四五の行童喝食(ちごかつしき)にしてあり、又尼法師(あまほうし)の首を二三百数珠の如くに繋ぎ、軒の下に掛け並べたり、斯れを見、此れを見るに、恐ろしとも中中申は愚(をろ)かなリ、斯くて時刻も移(つ)れば、俄(には)かに空掻(か)き曇り、雷震動して、光もの飛違(とびちが)ひ、鬼の聲山を崩す如し、残の人人は唯息たる心地(こころち)無し、俊仁は鬼の歸るを待給ふ、悪路王我宿近くなれば、門守りの女は無きか、我留守に何者なれば來るぞ、叩(たた)手鳴(な)掛(か)けそ、睨み殺せとて、千八百の眼(まなこ)の光、火焔(くわゑん)の飛ぶ如く也、去れ共俊仁の頭(かうべ)の上には、日月天降り給ひて、俊仁の眼となりて、睨み給へば、鬼共睨み負けて、血の涙を流しける、その時たもんでんより給はりたる劍を投(な)げ給へば、鬼の首皆悉(ことごと)く落ちたりけり、この時人人力付、俊仁を伏拝給ふ、扨捕られらたる男女、思い思いの古里へ送り返されける。萬民の喜ぶ事限りなし、中にも三條中納言殿御嘆き、思ひやられて哀れなり、斯くて將軍は、思ひの侭に鬼神を従へ給ひて、都に上り、年月を送り給ふ程に。


Innocent Grey年賀
http://www.gungnir.co.jp/innocentgrey/cgi-bin/nicky/nicky.html
巫女服のプリーツは外道です。


■年賀状コーナー
http://applepig.idv.tw/kuon/special/contribution/mimai/2666ny/2666_ny.htm
帶封電伝工舍の帶封遙乃璃様からの年賀イラストを頂きました。
いつもどうも有難う御座います。