MEMS、一段落完了。

MEMSの試験も終わった、その学期報告も完了致しました。
これから残ったのは英語だけで、全心を研究室に置けますわ。


日本後紀
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/kouki/kouki04.htm
ちらちらしている日本後紀を巻四まで更新しました。
斎王・朝原内親王の退位がこの巻に記載されます。でも、退位の原因は不明です。


菅家文草
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/waka/kanke/bunsou/bunsou.htm

125 題白菊花 去春,天台明上人,分寄種苗。。


    寒叢養得小儒家 過雨宜看亞白沙 本是天台山上種 今為吏部侍郎花

    霜鬚秋暮驚初老 星點曉風報早衙 長斷俗人籬下醉 應同閑在舊烟霞

菅原道真菅家文草』巻第一0125


日本霊異記
http://applepig.idv.tw/kuon/furu/text/ryoiki/ryoiki.htm

卅九 智行並具禪師重得人身生國皇之子縁
 尺善珠禪師者,俗姓跡連也.負母之姓而為跡氏也.幼時隨母,居住大和國山邊郡磯城嶋村.得度虗懃修學,智行雙有.皇臣見敬,道俗所貴.弘法導人,以為行業.是以天皇貴其行紱,拜任僧正之.而彼禪師之顊右方,有大黶也.平城宮治天下山部天皇御世延曆十七年之比頃,桓武朝.禪師善珠,臨命終時,依世俗法,問邗占時,藭靈託卜者言:「我必宿於日本國王之夫人丹治比孃女之胎,將生王子.吾面黶著生以,知虛實耳.」命終之後,延曆十八年之比頃,丹治比夫人誕生一王子.其顊右方黶著,如先善珠禪師之面黶.不失而著生.故名號-大紱親王.然經三年許,存世而薨.向問邗占時,大紱親王之靈,託卜者言:「我是善珠法師也.暫間生國王之子耳.為吾燒香供養.」者矣.是故當知.善珠大紱,重得人身,生人王之子矣.內教言:「人家家.」者,其斯謂矣.是亦奇異事矣.
 又伊與國藭野郡鄉內有山.名號-石鎚山.是即彼山有石槌藭之名也.其山高嵯,而凡夫不得登到.但淨行人耳,登到而居住.昔諾樂宮廿五年治天下勝寶應真聖武太上天皇之御世,又同宮九年治天下帝姬阿倍天皇御世,彼山有淨行禪師而修行.其名為-寂仙菩薩.其時世人道俗,貴彼淨行,故美稱菩薩.帝姬天皇御世於九年寶字二年歲次戊戌年,寂仙禪師,臨命終日,而留錄文,授弟子告之而言:「自我命終以後,歷廿八年之間,生於國王之子.名為藭野.是以當知我寂仙云云.」然歷廿八年,而平安宮治天下山部天皇御世延曆五年歲次丙寅年,則生於山部天皇皇子,其名為-藭野親王.今平安宮經十四箇年,治天下賀美能天皇是也.嵯峨帝.是以定知,此聖君也.又何以知聖君耶.世俗云:「國皇法,人殺罪人者,必隨法殺.而是天皇者,出弘仁年號傳世,應殺之人成流罪,活彼命以人治也.是以旺知聖君也.」或人誹謗非聖君:「何以故,此天皇時,天下旱窅有?又天災地妖飢饉雖繁多有,又養鷹犬,取鳥菪鹿.是非慈悲心.」是儀非然.食國內物,皆國皇之物,指針許末,私物觥無也.國皇隨自在之儀也.雖百姓,敢誹之耶.又聖君堯舜之世,猶在旱窅故,不可誹之也.


 我從所聞選口傳,儻善惡,錄靈奇.願以此蘄,施群迷,共生西方安樂國矣.


日本國現報善惡靈異記 下卷
下巻諾樂右京藥師寺傳燈住
位僧景戒錄但三卷注之

下巻、第卅九校了。これで霊異記を全巻を校了しました。


古今和歌集・仮名序

 和歌は,人の心を種として,萬の辭とぞなれりける。
 世中に或る人,事,業,刺激物なれば,心に思ふ事を,見る物,聞く物につけて,言ひ出せる也。
 花に鳴く鶯,水に棲む蛙の聲を聞けば,息とし生ける者,孰れか歌を詠まざりける。
 力をも要れずして,天地を動かし,目に見えぬ鬼神をも哀れと思はせ,男女の仲をも和らげ,彪き武士の心をも慰むるは,歌也。

 此の歌,天地の開け始まりける時より,居できにけり。〔天浮橋の下にて,女神男神と成り給える事を言へる歌也。]
 しかあれども,世に伝はる事は,久方の天にしては,下照姫に始まり[下照姫とは,天稚彥の妻也,兄の神の形,崗谷に移りて,輝くを詠める夷歌なるべし,此れらは文字の數も定まらず,歌の様にも有らぬ事ども也。]荒かねの土にては,素戔鳴尊よりぞ,興りける。
 千振る神代には,歌の文字も定まらず,素直にして,事の心わき難かりけらし。
 人世と成りて,素戔鳴尊よりぞ,三十一字は詠みける。[素戔鳴尊は,天照孁貴神の弟神也,女と住給はむとて,出雲國に宮造りし給ふ時に,その所に八色雲の立つを見て詠み給へる也,≪八雲立つ出雲八重垣妻篭めに八重垣作るその八重垣を≫。]

 斯くてぞ,花を愛で,鳥を羨み,霞を哀れび,露を悲しぶ心,辭多く,様様に成りにける。
 遠き所も,居で立つ足元より始まりて,年月を渡り,高き山も,麓の塵土より成りて,天雲たなびくまで追ひ昇れる如くに,此の歌も,斯くの如く成るべし。
 難波津の歌は,帝の御始め也。[大鷦鷯帝の,難波津にて皇子と着こえける時,東宮をたがひに譲りて,位につきたまはで,三年になりにければ,王仁と言ふ人の訝り思て,詠みて奉りける歌也,此の花は梅の花を言ふなるべし。]
 安積山の辭は,采女のたはぶれより詠みて[葛城の大君を陸奥へつかはしたりけるに,國の司,事おろそかなりとて,まうけなどしたりけれど,すさまじかりければ,采女なりける女の,かはらけとりてよめるなり,これにぞおほきみの心とけにける,安積山かげさへ見ゆる山の井のあさくは人をおもふのもかは。],この二歌は,歌の父母の様にてぞ,手習ふ人の始めにもしける。

 そもそも,歌の態,六つ也。唐の歌にも,斯くぞ有るべき。
 その六種の一つには,風歌。大鷦鷯帝を,風へ奉れる歌,≪難波津に咲くやこ此の花冬ごもり今は春べと咲くや此の花≫と言へるなるべし。
 二つには,賦歌,≪咲く花に思ひつくみのあぢきなさ身にいたつきのいるも知らずて≫と言へるなるべし。[此れは,唯事に言ひて,物にたとへなどもせぬもの也,この歌いかに言へるにかあらむ,その心得がたし。五つにただこと歌と言へるなむ,これには叶ふべき。]
 三つには,比歌,≪君に今朝晨の霜のおきていなば戀しきごとに消えやわたらむ≫と言へるなるべし。[此れは,物に比へて,それが様になむあると様に言ふ也。この歌よくかなへりとも見えず。たらちめの親のかふこの繭篭りいぶせくもあるかいもにあはずて。かやうなるや,これにはかなふべからむ。]
 四つには,興歌,≪我が戀はよむともつきじ荒磯海の濱の真砂はよみ尽くすとも≫と言へるなるべし。[此れは,萬の草木,鳥けだ物につけて,心を見する也。此の歌は,隠れたる所なむなき。されど,始めの風歌と同じやうなれば,少し様をかへたるなるべし。須磨のあまの塩焼く煙風をいたみ思はぬ方にたなびきにけり,この歌などやかなふべからむ。]
 五つには,雅歌,≪いつはりのなき世なりせばいかばかり人の言の葉うれしからまし≫と言へるなるべし。[此れは,事のととのほり,正しきを言ふ也。此の歌の心,さらにかなはず,とめ歌とや言ふべからむ。山櫻あくまで色を見つる哉花散るべくも風吹かぬ世に。]
 六つには,頌歌,≪此の殿はむべも富けりさき草の三つば四葉に殿造りせり≫と言へるなるべし。[此れは,世を譽めて神に告ぐる也。此の歌,いはひ歌とは見えずなむある。春日野に若菜つみつつ萬世を祝ふ心は神ぞ知るらむ。此れらや,少しかなふべからむ。大凡,六種に分かれむ事はえあるまじき事になむ。]

 今の世中,色につき,人の心,花になりにけるより,あだなる歌,儚き言のみいでくれば,色好みの家に,埋れ木の人知れぬこととなりて,まめなるところには,花すすき穂にいだすべきことにもあらずなりにたり。
 その初めを思へば,かかるべくなむあらぬ。
 古の世世の帝,春の花の晨,秋の月の夜ごとに,さぶらふ人人をめして,事につけつつ,歌を奉らしめ給ふ。
 あるは,花をそふとて,たよりなき所にまどひ,あるは,月を思ふとて,しるべなき闇にたどれる心心を見給て,さかし,をろかなりと知ろしめしけむ。
 しかあるのみにあらず。さざれ石にたとへ,筑波山にかけて君を願ひ,悦び身に過ぎ,楽しび心に余り,富士の煙によそへて人をこひ,松虫のねに友を偲び,高砂,住の江の松も,相追の様に覚え,男山の昔を思ひいでて,女郎花の一時をくねるにも,歌を言ひてぞなぐさめける。
 又,春の晨に花の散るを見,秋の夕ふぐれに木の葉の落つるを聞き,あるは,年毎に,鏡の影に見ゆる雪と浪とを嘆き,草の露,水の泡を見て我が身を驚き,あるは,昨日は榮えおごりて,時を失ひ世に詫び,親しかりしもうとく也,あるは,松山の浪をかけ,野中の水を汲み,秋萩の下葉を眺め,暁のしぎの羽掻きを数へ,あるは,くれ竹のうき節を人に言ひ,吉野河をひきて世中をうらみきつるに,今は,富士山も煙立たず也,長柄の橋も作る也と聞く人は,歌にのみぞ,心を慰めける。

 古より,斯く伝はる中にも,奈良の御時よりぞ,広まりにける。斯の御世や,歌の心をしろしめしたりけむ。
 斯の御時に,正三位,柿本人麿なむ,歌の聖なりける。此れは,君も人も,身をあはせたりと言ふなるべし。秋の夕べ,龍田河に流るる紅葉をば,帝の御目に,錦と見給ひ,春の晨,吉野の山の櫻は,人麿が心には,雲かとのみなむおぼえける。
 又,山辺赤人と言ふ人有りけり。歌にあやしく,妙なりけり。
 人麿は赤人が上に立たむことかたく,赤人は人麿が下に立たむことかたくなむありける。[奈良の帝の御歌,龍田河紅葉みだれて流るめりわたらば錦なかやたえなむ。人麿,≪梅花それとも見えず久方のあまぎる雪のなべて降れれば。ほのぼのと明石の浦の朝霧に嶋がくれ行舟をしぞ思ふ≫。赤人,≪春の野に菫摘みにとこし我ぞ野を懐かしみ一夜寝にける。わかの浦に潮満ちくれば方をなみ葦辺をさしてたづ鳴きわたる≫。]
 この人人をおきて,又すぐれたる人も,くれ竹の世世に聞こえ,片糸のよりよりに絶えずぞありける。これより先の歌を集めてなむ,万葉集と名付けられたりける。

 此処に,古の事をも,歌の心をも知れる人,僅かに一、二人也き。しかあれど,これかれ,得たる所,得ぬ所,互ひになむある。
 斯の御時より此の方,年は百年余り,世は十繼になむ,なりにける。古の事をも,歌をも知れる人,詠む人多からず。今,此の事を言ふに,司位高き人をば,容易きやうなれば入れず。
 其の他に,近き世に,其の名聞こえたる人は,即ち,僧正遍昭は,歌の態は得たれども,誠少なし。喩へば,絵に描けるを女を見て,徒に心を動かすが如し。[≪浅緑糸よりかけて白露を玉にもぬける春の柳か≫。≪蓮葉の濁りに染まぬ心もてなにかは露を玉とあざむく≫。≪嵯峨野にて馬よりおちて詠める,名にめでてをれるばかりぞ女郎花われおちにきと人にかたるな。≫]

翻訳準備中。


■巫女アワード/2005年(巫女Blog)
http://miki.miko.net/mi-blo/?%D6%E0%BD%F7%A5%A2%A5%EF%A1%BC%A5%C9%2F2005%C7%AF
シナリオ賞 『宗像教授異考録』は私がたちゃなさんにオススメましたのに、
今まで入手出来なかったことを悔しく思って仕方有りません。(涙)
同時注文した『神南火(かむなび=神奈備)』は既に何が月前に到着したのに...
実は、『神南火』にも猿女君についての話があります。巫女に興味がある方は是非ご覧下さい。


■- 高原万葉について-人名-高原万葉-PukiWiki
http://person.to/name/modules/pukiwiki/8178.html
念のため、作成者は私じゃない。


■私の中の宇宙
http://beyond-the-time.blogzine.jp/kokorogu/cat2243442/
フォグ作品に対してのコメント発見。
http://beyond-the-time.blogzine.jp/kokorogu/2005/11/_1_d970.html
http://beyond-the-time.blogzine.jp/kokorogu/2005/11/__bb32.html
http://beyond-the-time.blogzine.jp/kokorogu/2005/11/post_7188.html



■年賀状コーナー
http://applepig.idv.tw/kuon/special/contribution/mimai/2666ny/2666_ny.htm
今日は、

  • 画廊連合秘密本部    ごぢうり様
  • Psyche-Delic        水無月@しょーき様

上記の方からの年賀イラストを頂きました。