■[小説]デュラララ!!EDパロ
素晴らしい。繰り返し見れば見るほど面白い。デュラララ!!EDパロの中でも一番好きな部類だと思います。
■イギリスの珍兵器・失敗兵器
紳士の国。
■クトゥルー〈7〉
- 作者: H.P.ラヴクラフト,大滝啓裕
- 出版社/メーカー: 青心社
- 発売日: 1989/11/01
- メディア: 文庫
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頭がナイアーラトテップでも書けそうな状態ですが、ナイアーラトテップを読めるとは全然無理です。
取り敢えず。すでに見たものを記録として残ります。今まで、本巻既読の部分は何れも面白い。
先ず、ロバート・ブロックの『星から訪れたもの』、ラブクラフトの『闇をさまようもの』、ロバート・ブロックの『尖塔の影』で構成された。
週知の通り、ロバートが『星から訪れたもの』で(ラブクラフトの了承を得て)ラブクラフトをモデルにする主人公を殺した、
そしてその「返し」としてラブクラフトが『闇をさまようもの』でロバートを殺したという、些か奇嬌な友情を窺えます。
そしてロバートは『闇をさまようもの』の後日談となる『尖塔の影』を執筆したという、よほど愉快でノリノリな裏事情でした。
『星から訪れたもの』は、『妖蛆の秘密』の内容をネタにホラー小説を書けようものの、外宇宙の恐怖を招いた事を述べられます。
『闇をさまようもの』はラブクラフト全集3で既読ものですが、読み直してみると光の防壁などなどやっぱりそれなり面白かった。
『尖塔の影』では『闇をさまようもの』の人物を使って、ナイアーラトテップと繋がりながらラブクラフトそのものも出ました。
ロバートが作中でラブクラフト本人を使う技は、ダーレスより数段上な気がしています。
そしてヘイゼル・ヒールド『永劫より』は『黒の書』こと『無名祭祀書』を扱う逸話、古代から現代まで亙る邪悪を話す、『無名祭祀書』の設定補完もしてます。
R・E・ハワードの『アッシュールバニバルの焔』では、暗黒の都市を描きながら、ネクロノミコンの記載を拡げる役割もしていました。
私的は面白いのは、多分設定マニアの血が沸騰しているのではありませんか。